ナレーター・話し方講師の小池祥子です
昨日朝のNHKニュース内での特集をご覧になった方はいらっしゃいますか?
とある女性が、視覚障害者をナレーターとするナレーション事務所を開設したという内容でした。
確かに私も以前から、視覚に障害がある方々の話し方がクリアな傾向にあるのは気がついていました。ただ、それがなぜだろうとか考えたりすることは無く、音からの情報に頼るからこその必然だとぼんやり思っていました。
でも、昨日のニュースを見てはっきりと分かったのです。視覚障害者の方々は聴覚が研ぎ澄まされているということを。
視覚から情報を得られない代わりに、身体全体で聞いたことを感じ取らなければならないのでしよう。言わば、失われている視覚器官も聴覚に代わって身体の一部として働いているといったことでしょうか。私は医療専門家では無いので、はっきりしたことは言えませんが、もしかしたら人間の身体というのはそういった可能性を秘めているのかもしれません。
とにかく視覚障害者の方々は素晴らしい耳をお持ちなのです。
このナレーション事務所女性代表の方のご両親は全盲だそうで、ご両親の発声の良さに以前から気付いていたそう。
このことから、コロナ禍で職を失った視覚障害者の方々の為にナレーション事務所を開設されたということでした。
本当に素晴らしい ナレーターと言えば原稿が必要にもかかわらず、そこは点字原稿にしてしまう‥。
けれど、誰もが無理だと思っていたことを実現しようとするエネルギーはとても大きくて、ものすごくパワフル
頭をハンマーにでも打たれたような気持ちになって、その後に思ったのはかなわない。とうてい・・・
という気持ちでした。
ならば、何であればかなうでしょうか?
それは‥
表現力です!これは、たくさん物語をたくさん朗読したり演技を勉強することによって確実に身に付いてきます。
企業VPや広告など、いわゆる感情をあまり必要としないナレーションは声の明瞭さや滑舌・正確さが求められます。でも、ナレーションというのはそう言ったものだけではありません。
私のナレーションレッスンでは企業向けの原稿もそれ以外のナレーションも全て皆様にお伝えしています
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最後までお読みいただきありがとうございました。