人の心に響く声で伝えたい
届けられるボイスレッスン

ナレーター・話し方講師の小池祥子です

 

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前回のブログで幼稚園・小学校受験の面接攻略法について触れましたが、今回は話し方についてです。

 

これまで多くの方の話を聞いてきましたが、特に敬語に関しては間違った使い方をしているケースが目立ちます。

確かに日本語は非常に難しい上に、国語の授業でも時間をかけてじっくり教わったりしませんよね。ほとんど皆さん、社会人になってからビジネスマナーとして敬語を学んだり、または実際に上司やお客様に注意されるなどの経験を積んで身に付けていっているのではないでしょうか。

 

ですが、面接の話し方で重要なのは正しい日本語で話すことです。これは、皆さんがネイティブの日本語話者であれば必ず求められます。面接官はたくさんの人の話しを聞いた経験から、言葉に関してもとても敏感な方が多いからです。その上、面接官の中に国語の先生がいらしたら絶対に押さえておきたいポイントです。

 

私がこれまで聞いた間違った敬語で一番多かったのは、自分の義理の父母(例えばあなたが妻であれば、夫の両親)のことに尊敬語を使う話し方です。

 

「主人のお母様が、料理を作って下さって‥」ねー

 

ん?義理のお母様は皇族なのかしら?と意地悪にも思ってしまいますよね。この場合、あくまでも身内の話ですから「主人の母が料理を作ってくれまして‥」が正解合格です。

 

それから、語句の言い方についても注意が必要です。

 

例えば‥物事がいいところまで片付いて、ホッと一息ついた時に言う一段落という言葉。皆さんは何と読みますか?

ひとだんらく? それともいちだんらくでしょうか?

 

実は一段落。読みは「いちだんらく」が正式とされているのです。因みに「ひとだんらく」は誤読とされています。ですが、辞書によっては「話し言葉として使われることも多い。」と補足している場合もありますので、あながち使ってはダメというわけではないのでしょう。

 

ですが、いずれにしても面接で使うのならば、正しい言い方をしたいですよね。



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最後までお読みいただきありがとうございました。