会社員×ナレーターの結崎ともみです。
人生を変える出会いという言葉がありますが
まさに、私の生き方を変えるきっかけとなった
ひとつの出会いがあります。
「ワークライフシナジー」
という言葉を知ったのは、
社会人3年目の夏でした。
ワークとライフのバランスを取るというより
ワークでのインプットがライフに活き
ライフでのインプットがまたワークに活きる
相乗効果(シナジー)をもたらすという考え方。
勤務先で営業推進職にあった私は、
様々なイベント企画をサポートしており
「インプットなしに良いアウトプットなんて
できない」という言葉は心に刺さりました。
その頃私は、
毎日夜遅くまで働き、
土日もサービス残業。
しなしながら高いアウトプットを
出しているとはとても言えませんでした。
会社から帰ってただ寝る日々を過ごしていたところ、同居していた当時大学生だった妹から
「お姉ちゃん、仕事だけしてればいいと思ってんの?!」と叱られる始末…。
「貴女は働いてないでしょ!」と言うに言えず
堪えましたねぇ、この言葉は。笑
そんな時にプレゼン術の書籍を通じて知った
「ワークライフバランス社」との出会い。
仕事は好きだけど、ずっとこの時間の使い方では働けない…。ワークライフシナジーの考え方を学びたくて、思い切って、コンサルタント養成講座に応募。
社労士でもなく、人事部員でもなく、コンサル系でもない一般社員の参加は、とても珍しかったと思います。
教わった業務効率化のためのタスク起こしは今でも使っていますし、ライフでナレーターというダブルワークをするようになって、本職である販促・広報職にも学びがあります。 まさに、ライフからのインプット!!
具体的には、これまで業務のアウトソーシングは既存取引先とのやりとりだけだったものを、フリーランスまで広げることで選択肢が広がりました。(自分自身が依頼者であり請負者でもあるので、どちらの立場も分かるのが良いですね)
※最近はすでにご縁のある制作会社様や、ブログのほうを通じてお問い合わせいただくことが多いですが、フリーランスマッチングサイト「ランサーズ」は、有難く使わせていただいております。
また、ナレーターはプロモーションに使用する映像制作の一助を担うことが多いので、伝え方、映像の使い方等、勉強になることが多いと感じます。
もちろん他社のプロモーション戦略をそのまま自社に落とし込んでも成果は出ないので、自分なりにエッセンスを捉え、自社にとってより良い形に活かせるようにしています。(あ、競合他社のナレーションは受けないですよ〜。そこは暗黙のルールとして笑。逆の立場ならイヤですもんね。)
あとは、会社のイベント司会やナレーションには必ず呼んでいただけるという、嬉しい効果も。
同様に、ワークで販促・広報職であることでナレーターとしてのメリットも多いです。(営業の仕方や、仕事で覚えたイラストレーターで副業の名刺をデザイン制作したり。)
そんな風に生きる、生きられる、それを教えていただいた出会いでした。仕事とプライベートの間でまだまだ悩むことも沢山ありますが、それも好きな仕事と、大切にしたいプライベートがあるからこそ。
ワークライフバランス社は、この夏10周年を迎えられました。
ワークライフバランスは、すでに政府の取組として行動指針となっており、この10年の歳月と業界を引っ張って来られたご尽力は素晴らしいなと思います。
おかげさまで、今の私がいます。
10周年記念に寄せ、感謝を込めて。