こんにちは
心と声を整える話し方講師の佐藤昌子です
金木犀の香りが漂ってくる季節。
人生は春夏秋冬に例えられますが、
秋は穏やかに終わりに向かうイメージです。
今日は、谷村新司さんの訃報を知り
寂しい気持ちになりました。
まだ、お元気だと思っていたので・・・
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谷村新司さんの声は
歌詞の影響もあるかもしれませんが
独特の広がりを感じる深い声だと思っています。
そこに、ご本人の繊細さもあり、
心に届く歌でした。
あくまで、歌はド素人の私の感覚ですが・・・。
「サライ」や「昴」のような代表曲にある
宇宙や広い大地、脈々と続いていく時の流れのような
人間が共有している記憶の中の
変わらない世界観みたいなものを感じます。
昭和の終わりから平成時代のカラオケの定番曲
「いい日旅立ち」も
山口百恵さんが歌うのもいいのだけれど
谷村新司さんが低めの深い声で歌うと
心に沁みて好きだったな~~~
この曲は結婚式でも歌われていましたが、
今、歌詞を見ると寂しさを歌っていたのかもしれませんね。
それぞれが、いずれどこかへ旅立っていく・・
それは、未来への希望かもしれないし
もう、戻れないところかもしれない・・・
そんな、普遍的な意味ある曲かもしれないと
今更ながらに思いました。
声を聴いて歌い手の顔が浮かび
聴き手がその時代にワープできるのは
その声が唯一無二であり、
声に想いが込められていたからでしょうね。
中国でもご活躍されて
アリスの再結成に向けて始動する時期に
旅立たれて、ご本人はまだ歌いたかったでしょう。
どうぞ、天国で、歌声を思う存分響かせてください。
沢山の素敵な歌を残してくださり
本当にありがとうございました。
安らかにお眠りください。
心よりご冥福をお祈りいたします。
合唱
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