「イタリアの人たちはマスクしてないのに、どうして日本人はマスクしてないとダメなんでしょうかね?」
「さぁ」

「マスクはするべきじゃないんです!
諸外国はもうノーマスクです!
国葬も反対です!国賊なんです!
学校の制服は個性を殺しているので廃止すべきです!
食品添加物はなくしてオーガニックだけを食べるべきです!
天然素材の服を着るべきで、化学繊維はだめです!」
「へぇ」




「相川先生はどうお考えですか?世界中を飛び回って広い識見をお持ちだと思うので、ぜひお考えを聞かせてください」
「そうだなぁ。。いや、しょうじきどうでもよくて、考えてないよ」



「えっ・・・」
「いや、歌と剣舞に集中してるから今。
というか、まず、自分にとって、そういう周囲の状況とか環境がどうであれ、ベストを尽くすだけかなまぁ」



「そうですか・・・」
「マスクね。なんか日本に住んでる日本の皆さんは、そういうのすごく気にしてるんだってね??
ホント変わった人たちだなーーと思うよ」



「変わった人たち・・・なぜですか?」
「日本に住んでる日本人のみなさんってマスク大好きなんでしょ?
ノーメイクで出かけられるから好きなんだっけ??
そもそも、もともと一年中マスクつけて生活してる人たくさんいたよね?
なんで今さら??って思うがね」



「そうですか・・・」
「ただ、そういう価値観の人もいれば、そうじゃない人もいる。
日本に住んでる日本人のみなさんって、違う価値観の人がいるのを許せないっぽいよね??
それって自分で自分の首を締めてるんだってことに、いい加減気づいてもらいたいなーーとは思っているよ」



「違う価値観の人を許す・・・ですか」
「イタリアって移民めっちゃ多いし、日本人みたいな単一的な価値観で行動できない人たちだから、ここにいると、みんな違って当たり前っていうことが身にしみるよね」



「日本人ダメですか」
「まさか!日本人はガチで神の国だと思ってるよ。ただ、それをみんな忘れてるね。自信がないんだろうな。
そのくせ東南アジアの移民を馬鹿にしたりして、そういうのかっこ悪いなと思う。
西洋人からほめられて喜んでるのとか、気持ちはわかるけど、そもそも『自分を信じる』と書いて『自信』だよな。
自信を取り戻してもらいたい」



「自信ですか・・・」
「国葬については、ぼくは一人の人が亡くなったことに対して、純粋に悲しいし、弔いたいと思う。二度、おあいしたことがあるし。
そもそも、ぼくは、実際に会ったことがない人についてどうのこうの発言すること自体が下劣なことだとおもう。そういう庶民根性が下品だなと感じる。
政治的信条とか国葬費用の財源だとかは、まったく別の次元の話」



「下劣ですか・・・」
「自分の人生に集中してないから、そんな他人のことが気になるんだろ?
くだらないな、と思うよ」




「本来の自分を生きる、ですね」
「日本の学校の制服なんてめっちゃ個性的でかっこよくてかわいいやん。世界中で人気だよ。そのままがいいなー」



「相川先生、じゅうぶん考えをお持ちでいらっしゃるじゃないですか」
「当たり前でしょ・・・選挙権あるんだよ 笑笑 
どうやって国政に参加するんだよ。。」



「選挙権!?イタリアのですか?!」
「んなわけない。日本国民なんだから。自衛隊にもはいってるし。
常に心は日本人としての自覚を持っておるよ」



「そうなんですか・・・いつもワインと美味しいイタリア料理に和服と刀のイメージでした」
「まあね」






どう考えるかは自由。
反対、賛成、いろいろあるだろう。
僕が言いたいことはただ一つ。
本来の自分を生きよ、だ。
偽りを捨てて、本来の自分を生きていると起こること。
それは、自分の考えがおのずから湧いてくること。
偽りの人生を生きている人ほど、他人の意見にカンタンに流されコントロールされる。
本来の自分を生きている人は、自分の意見がはっきりしている。当たり前だ。
本気で偽りを捨て、本来の自分を生きたいと思うなら。
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外部からの情報をシャットアウトせよ。
本などよむな。
講演だのセミナーなど、偽りの人生を加速させるだけ。
他人の話を聞くヒマがあったら、

少しは自分の魂の声に耳を傾けてはどうか?