Buongiorno!!
ここはカターニア。
ウンブリア州ペルージアのステージを終えた翌日、シチリア島いきの電車へ!
中部イタリアからローマを経由して、ナポリを超えて電車は南下。
この日はステージの翌日だけに疲れていた。
そうして電車がメッシーナ海峡に差し掛かったのは深夜3時半ごろ。
日が登る頃にはカターニアに到着した。
爽やかな海辺の朝の空気だ。
海辺の街は、一年中ある程度の湿度がある。
内陸の街との違いを感じる。
例えばドバイはアラビア半島の街だから、ものすごく砂漠!からっから!と思いきやそうでもない。
昼間は果てしなく灼熱だけれども、湿度があるおかげで、冬場は割と過ごしやすい。
イランのシーラーズに3ヶ月滞在していた時は、朝夜の気温の差にびっくりしたものだ。
暑いのに汗が出ない。
それは、汗かいても一瞬で乾くからだけれど。
洗濯物が乾くスピードは、日本やイタリアと比べ物にならない笑笑
さて、カターニアに到着したところでカッフェ。
カターニアの街で、シチリアのご友人一向と合流するてはずだったので、まずは空港でランデブ。
カターニア空港に来た。
実は、去年、この空港にいるときに火山が噴火した。
噴火のせいで日本に飛ぶフライトに乗れず数十万円の損失が発生した。
おまけにこの空港の床の上でひと晩寝ることになった。
この数年で、これまで生きてきて感じたことのない感情を知った。
ゼツボー
絶望ってやつ。
これまでにもつらいことはたくさんあったけれど、絶望という感情ではなかったからな😅
今、本当に幸せだ。
心からそう思う。
だから、絶望を知れてよかったと思う。
今、絶望している人のつらさがわかるような気がするからだ。
そこにそのまま留まる人がいることもわかる。
僕は抗った。
だから、今、ここにいる。
50,000人のイタリア人から大歓声を浴び、ステージで歌っている。
人生は選択だ。
選べる。
というわけで、カターニア空港で友人たちと合流したのだが、荷物だけ彼らに預けて、僕は1人で街の散策に出かけた
なぜ??
だってカターニアの街、散歩したことない!!
シチリア島にはすでに10回は来ている。
主要都市の一つカターニアなのだが、シチリア島に上陸すると、いつも決まってそのシチリア人の友人たちに拉致軟禁されてしまうから、好きな場所を見て回る自由がなかったのだ 😂
笑いと泣きが合わさった、南イタリア独特のホスピタリティなのだ。
カターニアは大きな街だ
ものすごくナポリっぽい
イタリア全土をぐるぐる回ってると、その地方っぽさがわかってくる
この町はギリシャ人由来だから、ナポリっぽいんだと思う
エトルリア人由来のまちは丘になってて城壁って感じ
これは古代ローマ時代の半円形劇場跡地
教会、噴水