イタリアで最も美しい街20選
その一つ、スペッロにきているわけだが・・・
小さくて可愛らしい町
てくてく歩いてると雨が降り始めた
雨雲が去ると晴れ
看板
お散歩し、お昼をいただき、駅へ
ホテルに戻ると夕食
食べてばっかり笑
イタリアは食事の量が多いから、すこし調節が必要
一日一食の日を何日か作っている
さて、ステージだ!
この会場はわりとおとなしい感じだ
共演者のスリランカグループと
そういえば、衝撃的な出来事があったのでここにシェアしておこう。
9月、アツアツのソレントのビーチで、地元民の友人とポーーーっとしていた時。
その日は平日。
イタリアでは新年の始まりは一月じゃなくて九月。
なので、9月10月はみなさんとっても忙しいものだ。
その地元民は学生さんで、アジア関係の大学で博士課程。
「ヨースケ、私のお父さんとお母さんとおばさんがもうすぐ海辺に来るの!ご紹介するわ!」
おお、そうなんだ。どんな人たちなんだろうなー
「お父さんは測定技師なの。でも、ナポリでは測定技師の仕事はほとんどなくて、あってもクライアントがお金払ってくれないからとってもお金に困ってるのよ」
あ、そうなんだーー
「お母さんは、私と似てとっても心配性なの!」
へー
そうしてるうちに、僕はなんとなーく釣りがしたくなったので、釣り竿を持ってビーチから離れた場所にフラッと移動。
1時間くらい経ってビーチに戻ったところ
「ヨースケ、お父さんが向こうに来てるわ! 泳いで渡りましょう!紹介するわ!」
え?
どこって?
ああ、あのビーチの先にある防波堤っぽい岩場の上にいるおじちゃんね。
オーケー
そうして泳いでいくと・・・
お父さん、いた。
なんと・・・
石積んでるう?!!
石積んでるよ、おじちゃん・・・・
(イメージ図)
働かなくていいの??
仕事なくてお金なくて困ってるんじゃないの??
娘もママもいて、それでいいの??
真剣な面持ち、そのおじちゃんは裸で、岩の上で、石をひたすら積んでいた。
がらら
「ぁっああああ!!」
石が崩れた。
本当に悔しそうだ。
「ヨースケ、こちらがパパよ」
どうも初めまして。
苦笑いでご挨拶だ。
それからその岩の上を離れて、僕はすうーいすい泳いだ。
綺麗な透明度の高い海の中には、ヒラヒラこざかなたちが泳いでいた。
以上だ。
どう感じるだろう??
この話。
○『なんて余裕!無の境地ですね!さすがイタリア人』
○『クズ男ですね。家族のために働かない男はゴミです。さっさと離婚するべき』
○『現実逃避したくなる時ってありますよね。でも、そのままじゃ困るだろうし、飽きるまで現実逃避したら、働くべきです』
○『彼は働くことの喜びや生きがいを知らない可哀想な人。まずは自己分析から始めてみよう!』
と、おそらく上記のような四つの反応が日本人からは返ってくるだろうことを予想する。
あなたはどう??