フィレンツェの友人ご夫妻の結婚式に出席しよう！！
ということでペルージアから車で出発。
こちらはフィアットの500という車
丸いフォルムを主体としたデザイン。
可愛らしい
レンタカーなんだけども
ん？？
ギアボックスのポケットに小銭が放置されてる・・・
イタリアぽいな 笑笑
こういうの、前の人が車を返却した時に掃除しないかね？？
そういうところがイタリアクオリティだな🤣
まべつにいいんだけど
ということで、2時間ほどドライブ
フィレンツェ郊外のヴィラについた
緑が綺麗
いろんなカッコの出席者たちがフラフラ立ち話してる
開始時間は四時
ん？？
もう5時半だけど、なんにもはじまってないよ？？
ちょっとすんません、いまどんなノリなんですか？？
出席者
「さあ、わかんないね。」
Non lo so (ノンロソ)
ヴィラのレセプションのお姉さん
「たぶんそのうちはじまるんじゃないかしら」
Forse inizierà (フオルセイニツィエラ)
イタリア人はいつもこんなもんだから、僕はさっさと車の中に戻ってリクライニングして昼寝して待機。
すると40分後くらいに
ホントにきゅうにはじまった！
人前式
新郎新婦の友人が祝辞をのべる
座って聴く人、立って聴く人、聴いてないひと、バラバラ
「お待たせしました。みんなお腹空いたでしょ？そのために待ってもらったんです」
とのスピーチ
さすがイタリア人😅
あらゆることがテキトーだ。。
それにしてもエレガント
あらゆることをキッチリキッチリの日本に、こういうシャンデリアは稀。
なんと、スピーチ終わった瞬間から片付け始めてる！！
ウソだろ？！まだ列席者も新郎新婦も間近にいるんだよ？！
解体終わり。
全員バルコニーでディナーの支度待ちしながら、解体見てる
さすがイタリア
こんなん日本でやったら即訴訟だね
そもそも式開始予定時刻から2時間経過して始まってる時点で、列席者おこって帰るだろうな笑笑
うわ！ウソだろ？！
スタッフ君、これからシャンパングラス並べるの？？！
手際の悪さのレベルが段違いすぎて驚く
日本だったら人前式はじまるまえにスタンバイし終えてる。
ゆっくり丁寧にアーティスティックに並べている。
にほんだとぱーーっと横に並べて終わり。
そこがイタリア式だな。
効率より見栄え。
そんなんきにしてるのは日本人である僕だけだ笑笑
アウェイか。。
イタリアに9年もいるのに、純粋な日本人なのか。。
そしてディナーがはじまった
乾杯
効率のコの字も存在しない結婚式だが、料理とワインの質は日本の一流ホテルとも比べ物にならない。。
このクオリティのワインと料理を日本の結婚式で出そうとしたら・・・
ありえないな
ともあれ、料理の質は、イタリア全体のクオリティから比較すると平均値以下の味だった。
なんせ恐ろしく美味しいお店がどの街にもあるのがイタリアだ。
日本の平均的なイタリア風日本料理からすれば、圧倒的にハイクオリティだけれども。
この料理を上回るトスカーナ料理店を日本でみつけるとしたら、結局ひとり1万5千円以上のお店になっちゃうもんな。。。
そういうつまんないこと考えるのも言うのもダサ！
祝いめでた！
ウエディングケーキ
すさまじいサイズ・・・
初めてのイタリアの結婚式は圧巻だった
しかし、列席者いわく
「ナポリの結婚式はこんなもんじゃないよーー」
「びっくりするよー」
だそうだ。
すでに満身創痍だけれど、そうなんだ！？
怖いな・・・
面白いエピソード、ためになるエピソード、びっくりするエピソード、、、
世界中飛び回ってまだまだ１５年。
南極大陸以外は全部いった。
伝えたいこともはっきりしている。
やりたいことも、やりかたもはっきりしている。
イタリアでのステージもうまくいっている。
武道も順調に深まっている。
中東でのおもしろいステージも控えている。
そういう状態になったからこそ、いま、気になっているのは
「日本のこと」
何やろうかな・・・
悩ましい。
今年の１１月に日本に滞在するけれども、対外的にオープンにできる日はたった一日だけだ。
しかも、半日が限度。
家族のことが最優先、ついでサウジアラビア公演に向けて稽古。
万が一のことに備えて、予備日も設けておかないといけない。
海外公演に向けて疲弊しているヒマはないので、体のコンディションもベストに維持しておきたい。
だから、たったの半日しか時間がない。。。
その機会を逃すと、次に日本にいけるのは、おそらく来年の６月以降だろう。
今年の１月から夏までに、仙台から福岡まで、毎日動いて精力的に声のことを伝えて回った。
うーーーーむ。
どうしよう・・・
この一ヶ月ずっと考えているのだが、、、