あなたは船旅するのは好きですか???
 
僕は大好きです!
 
日本でも、いろんな場所で船に乗る機会があると思います。
 
例えば屋形船! 隅田川や竹芝の辺りから出ていますね。
水上バスなら大阪で乗ることができますし、川崎や金沢八景に行くと釣り船に乗ることができます。
 
海に囲まれた国ニッポンならではです。
 
一方、イタリアもまた地中海に突き出た半島ですから!
 
結構皆さん気軽に船に乗っているんですよ。
 
特にヴェネツィアのゴンドラは世界的に有名ですよね!
ああいう観光客向けのアトラクションは抜きにしても、船持っている人はけっこう多いので、週末は船に揺られてリラックスというスタイルはポピュラーです。
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ところが日本人観光客が多いミラノ、フィレンツェ、ローマでは船はありません
 
それは内陸の街だからです。
 
日本のみなさんに大人気のカプリ島青の洞窟やアマルフィに行くときは、きっとナポリ港から出るフェリーに乗ることになります。
 
ということで今回は、イタリア国内の船旅についてお話ししてみたいと思います!
 
日本人にはいろいろハードルが高く、ネット上で検索しても一つもヒットしませんでした。
 
ので、これはけっこう貴重な情報かもしれませんね!
 
ここから↓↓
 
 
✅結構いろんな目的地にいける
 
 

この日はナポリ港からシチリアのパレルモ港へいくフェリーに乗りました。

 

いくつか船会社があって、まずはこんな路線図をご覧ください

 

 

 

 

よくわかんないですよね😅

 

ちょっとディープすぎるか。。

 

例えば、スペインのバルセロナにあるサグラダファミリアをみたい! と思ったら、ローマの近くにあるチヴィタヴェッキア Civitavecchia という港から船に乗ればいけます。

 

 

20時間半、8000円くらいです

 

 

最近ニッポンで人気がでてきたマルタ島に行ってみたい! と思ったら、ナポリの青の洞窟をみて、それから近くのサレルノという街に移動してそこから船に乗るんです。

 

※現在は運行休止中

 

 

他にも、日本の方々にはあまり知られていないけれど、欧米人観光客の間ではものすごく人気の観光地が盛りだくさんです!

 

船なので時間がかかりますが、移動すら楽しめる船旅はたまには選択してみたいですね

 

 
✅イタリア人は車ごと船に乗る
 
これはヨーロッパの人たちの特徴なんだと思いますが、特にイタリアはクルマ社会です。
 
ましてや家族をお持ちの方は確実にクルマ持ってます。
 
電車やバスが不便なため、クルマがないとかなり厳しい生活になってしまうからですね。
 
ミラノやローマなど都会の中心部に一人か二人で住むなら車いらないと思いますが!
 
 
今回乗ったフェリーもほとんど全員がクルマごと乗り込んでいました。
 
運送会社のトラックもありますね
 
フェリー利用者のほとんどがクルマごと乗り込むということは、港の構造やフェリーの構造も、そのスタイルに最適化されています。
 
つまり、私たち日本人にとって海外旅行のスタンダードなスタイル、大きめのキャリーケースをゴロゴロ転がして徒歩で乗船しようとすると、とてもツラいんです。。
 
ガンガン車が突っ込んで乗り込んでくるのをよけながら、港の敷地内を1キロ半くらいひたすら歩き、乗船するための坂道になっているタラップを登り、狭い通路を通り抜けてエレベーターに到着。。。
 
女性の場合、よほどガタイがよく体力に自信ある方じゃないと、徒歩はツラいです。
 
駅からタクシーでフェリーの目の前まで連れてきて貰えばまだマシです!
 
他にも、運が悪かった時、下船するときにエレベーターが使えず、30メートルほど下までひたすら重たいキャリーケースを二人分担いで階段を登り降りしたこともあります。 
 
なので、イタリア人たちと同じようにクルマで乗り込むと本当にラクでした!
 
でもその場合、レンタカーやら国際免許の用意が要りますし、何よりイタリアで運転するのは危険すぎます。。。日本のあおり運転なんて、あんなもん常に目の前で発生しますよ。
 
楽しいけど、私たちニッポン人にはハードルが高いのが船旅なんですね、、、
 

この日はあっさりエレベーター使えました。ラッキー

 

 

✅眺めを楽しめる

 

フェリーから眺める港、街並み、山並み、それに地中海というのはなんとも美しいものです!

夜空も素敵です。

 

真っ暗な夜の星空を船のデッキから眺めていると、古代の船乗りたちのみていた景色もこんな感じだったのかなと想像して楽しいものです

海から登る朝日を見ることもできますから、ちょっと眠くてもその感動を一度は味わいたいものです。

 

こちらはエレベーターを降りて、チェックインカウンターに向かう階段付近

 

 

大きな船です

 

 

✅船の中にレストランやバールがある

 

 
こちらをみていただくと、右上の鏡のところにスタバラテみたいなマークがありますね。
 
ここはバールがあるエリアだからです。
 
イタリア人はバールでエスプレッソを毎日2、3回は飲むもの。 なのでもちろん船の中でも飲めるように用意されています。
 
陸地のバールと同じように、カプチーノやマッキアート、ワインやカンパリを飲むこともできますよ。
 
レストランエリアに行くと、結構しっかりしたコース料理すら用意されてます!
 
陸地のレストランと全く同じで、モッツァレラを使ったカプレーゼや、ステーキにスパゲティなど、
予算次第で色々な楽しみ方ができるんですね。
 
多くのイタリア人はクルマごと乗り込んでいるので、事前に家で作ったパニーニとワインボトルを持ち込んでいるようです。
 
こんな感じのテーブルが自由に使えますから、ピクニックスタイルでも十分楽しめると思います!
 
 

これは看板

 

免税店もあります

 

 

この船は六階建

 

 

がっつり家族でフルコース食べれるような、フードパス方式です

 

 

✅秋から冬にかけては海がすごく荒れやすい

 

船旅というと海を渡るわけですから、天候に左右されますね。

 

これは日本でも同じですが、地中海だと、春から秋にかけてはとても穏やかな様子です。

 

夏のニースでバカンス、、、

 

なんて優雅なことができるのは、ほとんど波がないからなんです。

日本だと真夏になる前に梅雨があり、雨が降ってるとバカンス気分は全く盛り上がりませんね。

 

 

夏の地中海はまさにパラダイス!

 

ほとんどの方が海辺へ繰り出します。

 

普段真面目で働き者のイタリア人でも、ぱぱっと裸になってビーチに横になる様子が新鮮です

 

ところが秋から冬は一変!

 

雨と風がひたすら降り続ける、なんともテンションの低いシーズンなんです

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傘を刺すのがキライという、イタリア人が多いようで、雨が降ると家から出ないという話をよく聞きます。

 

 

この日のフェリーも大いに揺れました。

 

大荒れの地中海に船出したのは初めてで、それはそれはぐらーーんぐらーーんと横にダンス!

 

なんとなく外の様子が見たくてデッキに出たら

 

 

 

 

死ぬかと思いました💦
 
 
✅カモメの群れと同じ速度で進む
 
季節のいい時は、デッキは極めて快適!
 
椅子に座ってワインを飲んでもいいし、夕日や日の出を楽しむのも贅沢です
 
特に、カモメの群れが現れた時は感動!
 
たぶん、船の通り道に魚の群れがいるんでしょう。
 
かもめたちが船の速さと同じスピードで横を飛んでいました
 
これは飛行機や車の旅では絶対あじわえないことです!
 
 
✅寝心地がなかなかいい
 
フェリーにはいろいろなタイプの部屋があります。
 
一番手頃なポルトーネportone バスの椅子みたいな席から、
 
客室cabina キャビーナ、広いいい部屋stanza suite スタンツァスィートなど。
 
一番いい部屋にはバルコニーやリビングルームがあります。
 
まるでタイタニックの映画みたいですよねえー!
 
普通のキャビンだと、二段ベッドとシャワーがあり、昔の夜行列車のような趣があります。
 
ポルトーネはいわゆる雑魚寝スタイルで、何もないので、セキュリティ対策、寒さ対策、光対策など、さまざまな工夫が必要です。
いずれにせよ、飛行機に比べると広いですし、夜行バスのように急ブレーキで怪我することもまず有り得ません。
 
 
↑↑ここまで
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
イタリアのフェリー事情。
 
 
 
「カジノとかプールとかエンタメショーとか船長挨拶とかあるのかとおもった」
 
「ドレッシーなのかと思ったけど、意外とフツーなんですねー」
 
 
 
などなど、様々な反応があるかと思います。
 
ちなみにそういったタイプのバカンス観光客向けの船は違うタイプですよー!
 
今回乗ったフェリーにもプールやミニカジノ、エンタメステージ施設はあるのですが、ウイルス下ということですべて休止中になってました。
 
イタリアの友人でそういった豪華客船の旅に行ってきたという話を一度もきいたことがないので、実情はちょっとわからないですけどね。
 
イタリアに来た時の移動手段として、フェリーも選択肢にぜひいれてみてくださいね!
 
 
こんな風にフェリーの旅や飛行機の旅も自由に選べるのは、イタリアでいろいろと相談できる友人知人のおかげ。
 
ネット上に情報がないとなると、、、、
 
イタリアはじめ、世界どこでも心が通う友人ができたのは、ひとえに歌と、日本文化のおかげです。
 
まずはやってみる。まずは行ってみる。その積み重ねで、自然と活躍できる機会が次々に現れてきました。
 
一度の人生、一瞬一瞬後悔しないように生きたい。そうおもうんです。
 
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