イタリアあるある後半です!!!



  11  お店やタクシーではお釣りがもらえない可能性大なので、高額紙幣は使いづらい  

イタリアの文化?なのだろうと思うのですが、特に午前中にお店に行くと、まずお釣りがありません。  

真面目できっちりした日本人の感覚からすれば、お店を開ける前に、お釣りの用意をしておくのが当然ですが。  

イタリア人はそうは考えないようで、そのうちお釣りに使える小銭がレジに増えていくさーという感覚。  

なので、50ユーロ札や100ユーロ札は、午前中は特に使えません。  

オススメなのは5ユーロと10ユーロを10枚くらいポケットに入れておくこと!  

これなら大抵は問題ないです。  

あと、1ユーロコインを使う機会がすごく多いので、これも五枚はポケットに入れていると便利です。  

ちょっとしたお礼にチップとして差し出せますし。   


12 現金ニコニコが非常に好まれるのでカードは使いにくい  

ここ3年ですごくキャッシュレスが使える機会がイタリアも増えました。 

 田舎でもクレジットカードをさっとかざすだけでOKなことも。  

しかし、日本と同じで、まだまだクレジットカード嫌いな人もたくさんいます。  

ちなみにカードはVISAかマスター。  JCBやアメックスが使えるのは一流店か、もしくはトレニタリア(旧国鉄)ですね。     



13 お手洗いに便座がついてないことがある

これにはびっくりしました、、、  

便座ってついてないことがよくあります。  

うっそ?!

とお手洗いに入った瞬間に愕然とすることに。 

 あと、天井から降りてきている鎖を引く形式や、足で地面のボタンを押して水を流す形式など、バリエーション豊か。  

中にはトイレットペーパーを流せないタイプのお手洗いも。  

しかし、便座がない場合、これは気合を入れて中腰で用を足すわけですから、、、    


 14 紅茶をお店で注文するとお湯にティーパックが出される  


これは、イタリア人に紅茶を飲む習慣がないからですね。  

日本にはイギリス文化が定着しているせいか、流石にお店で紅茶を頼んだら、茶葉とティーポットで用意してもらえるのではないでしょうか。

  食やファッション、建物にあんなにこだわるイタリア人なのに、紅茶は???  

と思いますが、そこは文化なので仕方がないですね。  

大人しくエスプレッソを飲みましょう!  


 15 ビールは夏場におじさんが飲むもので、女性や冬場は飲まない 


 これはイタリアでは南部と北部で大きく違いがあります。  

というのも、それこそフィレンツェから上のイタリアは、大いにドイツ・オーストラリア文化が混ざり合っているからです。 

 もちろんナポリだってドイツ系王朝の時期がありましたし、フランスボルボん王朝の頃もあったので文化が入ってはいるのですが、、、  

どうも南部のイタリア人からすれば、ビールは夏場暑い時にピッツァやハンバーガーと合わせて飲むものとい認識なんですね。 

 あるいは海辺で若者やドイツ系観光客が飲んでいるもの。  

なので、もし日本人女性が南部イタリアでビールを飲もうとしていると、多分イタリア人たちからへぇ?!っていう目で見られる可能性大かと思われます。  

僕はビール大好き日本人なのですが、南部のレストランではビールを注文することはありません。
  郷にいれば郷に従え、と思いますから。  


 16 フィレンツェから北と南ではほとんど外国かと思うくらい文化が違う  

日本人がイメージするイタリア人って、多分ナポリやシチリアの人たちのことなんです。  

陽気で、よく食べ、よく飲み、よく歌い、よく踊って、家族や友達を大切にする人たち。  

全くそのイメージ通りで、ほとんどの南部イタリア人はこんな感じです。  

中には内気な人も陰気な人もいるけれども、少数派のように思います。  

一方、フィレンツェから北のイタリア人は、もっと「ヨーロピアン」という感じがする人たちだと思います。  

英語が流暢な方が多いし、なんだか国際常識に通じていて、割と勤勉な方々とお会いすることが多いです。  

なので、北部イタリア人から見ても、南部イタリア人は異質で、きっと同国人に見えないんだと思います。  

中でもヴェネツィア人とナポリ人は全く対極に位置しているんじゃないかと思うくらい、雰囲気が違いました。  

どちらのイタリアもイタリアですし、どちらにも素敵な点がたくさんあるので、僕は両方とも大好きです!   


17 自分の生まれ育った街が世界で一番素晴らしいと信じている  

これもイタリア人の素敵なところ! 

 北部、南部に関係なく、イタリア人と話していると、彼らの生まれ育った街への愛が感じられます。  

ローマ人はローマへの愛を、ナポリ人はナポリへの。  

一緒に食事したり、街を散歩しているときに、そういう姿勢が滲み出るんですね。  

街の歴史、有名人、食文化のこと、教会のことなど、皆さんびっくりするくらい詳しいです。  

もちろんイタリアでも、日本と同じように、東京一極集中のような感じで、ドイツやイギリスなd都会に仕事を求めて向かう若者もたくさんいます。  

でも、元々、生まれ育った場所に愛情を感じているということが、外国で出会うイタリア人と話していると伝わってきます。    


 18 地元愛が強すぎて旅行に興味ない人が多い  


これも素敵なところ!  

生まれ育った街を愛しているがゆえ。  

ともに住んで暮らしている家族を愛しているがゆえ。  

旅行にいくことが夢という人と合うのは、結構レアなんです。  

日本やシンガポールやオーストラリアにいるときは、かなりの頻度で、旅をすることが夢なんだ〜という話を聞きます。  

でも、イタリアでは、フツーの日常に幸せを感じているパーセンテージが高いように思います。  


  19 新幹線の早割がありえないくらい割引されるため、みんな早くから予約する  


これは日本でもぜひやって貰いたいと思うのですが、多分、無理なんでしょう。。  

イタリアでは新幹線の早割があります。  

それも、定価の10分の1くらいの値段で!  

それは、競合他社であるLCCやバスとの価格競争に巻き込まれてのことだと思うのですが。  

イタリアの場合、サービスのクオリティも素晴らしいし、あまり定時運行は期待できませんが、楽しい新幹線の旅はぜひとも経験してもらいたいことです。  

ただ、車内での盗難が頻発しているので、荷物だけは絶対に肌身離さず持っておくこと!!  

でっかいキャリーケースを棚に保管していたら、丸ごと盗まれちゃったというケースもあります。

  ごつい鍵付きの金属製チェーンを車体にがっちり固定しロックするくらい用心しなければなりません。 

 日本ではあり得ないことですが、プロの泥棒集団がたくさんいるので、気をつけすぎるに越したことはないです。  

あと、新幹線の車内で寝るのも危ないです。 

 スマホとか財布、パソコンなんかはがっちり抱きしめて仮眠するくらいがちょうどいいですね。 



などなど   、いかがでしたか!!


まぁ外国ですから、いろんなことが違って当たり前です。

イタリアの人々からすれば日本人観光客は、すでに見慣れた存在ですし、どの街にも大体何人かはすでに日本人の移住者がいるものです。

だから日本人ってこんな感じっていうポジティブなイメージは、すでに多くの人がもってくれています。

それでも日本の当たり前とイタリアの当たり前は結構違うので、そこを頭の中に入れておくだけでショックなことが起こった時にちょっとは後の反応が変わると思います!