貴船神社にいこう!

祇園から45分ほど

近い

鴨川を横目に、岩倉や上賀茂の風景を楽しみながらのぼっていく

京都の北は静かで趣がある

観光客も来ないしよい
気持ちが良すぎる場所だ、、

ここの御神木はスゴイ

瑞々しい爽やかなエネルギーで満ちている



ここの灯籠のコントラストはとてもフォトジェニックである

参拝客が多い日だったようで、たくさん京都人がいた


水についての記述がある。

水は生命の源。
確かにそうだろう。

エイリアンが地球の生物を見たら、きっと水の塊が歩いているように見えるに違いない。

体の半分以上が水分だから。




都会に大木はまず見かけない。

日本の聖地にはどこも大木が育っている
なかでもこの貴船の巨木は軍を抜いている

これほどの大木は、高千穂、伊勢でしか見たことがない。

おそらく屋久島や白神山地にもあるのだろうが・・・

屋久島には行ったことがないのと、白神山地は中に入れないというので未確認だ



どこまで根があるの?!

というくらい大きい。

一つの根から一体何本生えているのだろう

とにかくスゴイ
神々しい

和泉式部さんの和歌が思われる

もうすぐ蛍が飛び交う季節が来るから。



奥の院はさらに神々しい。

高千穂の秘寺、松本神社に似た感覚がある。

もっとも、貴船神社は有名だし、奥の院まで車で来れてしまうようにしているし、山道に人気の河床がたくさんあるから、どんどん汚れていってしまっているのだと感じざるを得ない。





いい人もいれば、悪い人もいる。

聖地を尊重して大事にできる人がほとんどだと思う。

いまはウイルス騒動下だから、この時期になると賑やかな河床にも人影はまばらだ。

この地で商いをしている人たちからすれば本当に生活に困った不安な日々だろうから、あまり大きな声でいう気はしないけれども。

河床が外されているので、隠れていた美しい渓流の姿が見えるのだ。

こんなに美しい渓流に、なにやら板のようなものをはめこんで人を乗せていたのかと思うと、私は本当に複雑な気分だ。

席数を増やせば利益が増える。

そうして観光客がくることで、地域の美化や修理修復の費用も賄える。

なんとか、美観を保つことはできないものか。

欲に目が眩んでる!とまでは言えないし、私はそこの住民ではないから、そもそも発言する資格がないのだ。

清水寺の参道はまるで原宿のようになってしまった。

原宿の若者のポップカルチャーが悪だというわけではないけれど、単純に私は吐き気がするのだ。

人がこないと古い建物や街並みは維持するのに莫大な費用がかかるため、困ったことになってしまう

そうなっている地域が日本中に溢れている。

アイデアと情熱を持ってリーダーシップを発揮する人がいるといいけれども。

なんとか地域の発展と、元々の環境を保つことが両立できないものか。

そうして、前日に話が遡る。

ちょっと琵琶湖に行ってきた。
祇園から1時間ほど

やはり近い




琵琶湖大橋の南。

ここはとても快適。



シャンデリア

造花も良い

琵琶湖は美しいところなのだけれど


ちょっと港に来てみたら




ええっっ

ゴミだらけ

しかもこれは釣り人が捨てたものだ

缶コーヒー、タバコの吸殻、ペットボトル


目につくものは全部ひろって、分別して近くのファミマの店員さんに相談し、処分していただいた。


私も釣りが好きだから、やるせない気分だ。

私がゴミを拾ってる横目で、彼ら釣り人は黙々と自分の釣りを続けていた。

知らぬ存ぜぬ。

なかにはお仕事忙しかったから、すごいストレスで、それを解消発散するために来た人もいるだろう。

逃げたくなる日常から、ささやかな安らぎの時間になっている人もいることだろう。

だからゴミ拾え!とは言えないけれども。

琵琶湖を汚すのはやめてほしい。


シチリアやナポリにも、こんな風に平気で道端にゴミを捨てる人はたくさんいる。

言い出すとキリがない問題であるし、極端な人は、人間が生きてるだけで地球環境を汚しているという人もいるくらいだから。

みなさんはどう思いますか?