天の岩戸がここに。
天の岩戸といえば、天照大神が御隠れになった場所として有名で、高千穂こそがその場所だと思うけれど
各地にそうだと言われる伝説が残っている。
伊勢神宮にくると、いつも日本国旗がとても心に染みる。
美しいわ。。。
伊勢の空にたなびく国旗。
自然と君が代が口に出る
聖地、夫婦岩は相変わらず美しい
朝日に向かってたつ鳥居
日本古来からの信仰を感じる
爽やかだ、、、
海風がすっかり春
ここは世界遺産ではない? 私の中では立派な世界遺産だ
聖地は世界のどこに行っても素晴らしい
それは清められ、敬意を払って管理されているからだ。
管理といっても、人が入らないように自然のままに保たれている白神山地のようなところもあるし、毎日吐き清められているバチカンのようなところもある。
伊勢神宮界隈の自然を見ていると、はるか縄文時代に遡る信仰のルーツを感じさせる。
キリスト教文明が色濃いイタリアでも、そのルーツを辿れば古代ギリシアや古代ローマに住んだラテン人たちにたどり着くことが多い。
例えばクリスマスは、古代ローマ後期に兵隊たちの間でもっぱら流行ったミトラ教の記念日がルーツらしい。
他にも、いわゆるイースターだが、これはユダヤ人が昔、古代エジプトに囚われてた頃にモーゼが行ったあるイベントにルーツがあるらしい。
古代ギリシアもローマ人も、モノを祀るということはほぼなかった人々だ。
彫像を作って祀るけれど、それはユピテルやらユノーといった神々を模したものである。
唯一ヘルガバラス皇帝という人が、ローマに大きな石を祀ろうとしたが、すぐに暗殺されて廃れてしまった。
一方、ドイツや北欧の人々のルーツの一つ、ゲルマン民族はというと、太陽や月、川や湖など自然崇拝を行なっていたようである。
今ではイタリア国内を回っていても、古来からの聖地として言われているところのほとんどはキリスト教関連の聖地になっているようだ。
カプリ島の青の洞窟や、トスカーナ近郊のサトゥルニアテルメなど。
語りだすとキリがないが、聖地は大切にすること。である。
エネルギーを高め、整えてくれるから。