3月頭頃のナポリ。 

たまには外に食べに行こうしら?

ということで、ウチから車で20分、ポンペイにあるミシュラン一つ星 ベットーラデルグストさんへ。


早2年ほど通っているが、元々お肉屋だけに、日本の神戸牛を品揃えしているほどビーフうまい!

接客や店の雰囲気作り、料理の味に盛り合わせのエレガンスさもピカイチ。

ポンペイというと、火山の噴火で埋もれた古代遺跡で有名な街。

たぶん、ポンペイ遺跡をみた観光客のほとんどは、昼食はサンドイッチやパニーニで済ませてしまい、このような素晴らしいお店を知らずに帰っていくのだろう。。


なんとポンペイ駅の目の前!

注意してもらいたいのが、ポンペイ遺跡駅とポンペイ駅は別ということ。
二箇所ある。
歩くと30分かかる距離。

遺跡駅の前はお土産屋とツーリスト向けの終ってる店しかないので最悪だ

ナポリでは英語で話しかけてくる人は絶対に関わらないほうがいい。

ぼったくりだから!

さて、お店



この日は季節のチューリップが飾られていた
でっかくて向かい合って座ると相手が見えなくなるレベルだ。。

その辺は生花の国ニッポンとの違い

この日は海の幸のコースを選択

ちなみにイタリアではコースのことをもっぱらデグスタツィオーネという

Degustazione 

これはたぶんフランスのコース料理 デクスタシォン をイタリア語に訳したのが始まりな気がする。

ポルペッタ

イワシのパスタ

バッカラのパスタ

スズキのグリル

チョコのデザート

ウィルス不況で、この素晴らしいレストランですら開店休業状態。

ナポリの街中の老舗ピザ屋ですら休業だから、、

開店休業状態のレストランのことを察するに、食材の仕入れが問題だろう。

お肉は使う分だけ切って解凍して出せばいいし、冷凍しておけばかなり持つものだ。

しかし、魚介類はマグロサーモン以外、冷凍したら終わる気が・・・

海鮮料理をだすナポリ料理屋はツライところである。


ポンペイといえば大聖堂が街の中心にある


レストランから歩いて30秒

すぐそこ

ここの広場は爽やかで、暑い季節にオープンカフェでのんびり読書するのに最適である

イタリアでコースを食べると絶対お腹パンパンになる。
おまけにお持ち帰りすることが多い

イタリアではお持ち帰りは ポルターレビア
Portare via という

テイク一アウェイで通じる店も多いと思う

帰り道の公園
ドライブがてら山を見る
こういう公園にはいつも、すごい姿勢でイチャイチャするカップルがいる。

冬でも夏でも必ずいる😅

ナポリ人だ。



今ではイタリア全ての店が閉鎖されている。
再開の目処がたたない。

外に出歩くとこすらできない。

一方、ニッポンでは能天気に誰もが外を出歩いていつもの生活をしながら「非常事態だ!」なんてことを言っている。

アホやな、、

平和ボケどもよ!

外を出歩ける自由のありがたみ。

当たり前だと思っていることは、実は全然当たり前ではないのだよ。

感謝せよ。