そうだ、釣りに行こう!!

オーストラリア、ケアンズ。


早朝5時、ベッドでウトウトしているとふいに釣りに行きたくなった。。


釣りの魔力は強力である。


ひ、ひきよせられる、、、

海へゴー!!


日が登り始めた早朝の海岸。

日曜日、すでにイヌを散歩させる地元民たちがチラホラいる。


オーストラリア人、なんて早起きなんだ( ゚д゚)


この界隈にはかなりの大型魚が住んでいるらしい。

タマカイ科の魚とか


ウミガメもたくさんいる。釣らないが

前日、ケアンズシティの港で少し釣りをしてみたのだが、、暑すぎた


スズキの仲間、サバ、ロウニンアジ、ムツ?の仲間などなど。

バラエティ豊かな顔ぶれ

ワクワクしちゃうな!!

ブラックバス用のルアーでも釣れるらしい。

この日はダメだったが、、


釣りに行ったのは二箇所。

バロン川河口とホロウェイビーチ河口。

結局、早朝と日中は1匹も釣れず。


夕方、日が暮れる前後は入れ食い!!

こんな簡単でいいの??

この人たちはグルンターと呼ばれる魚。

たぶんアクアパッツァがいいだろう。

刺身には身が小さすぎる。20センチほどゆえ



あまりに小さい魚が釣れすぎるので、大物狙い、針を大きくし、糸の太さを5倍に強化。

釣竿の長さは9フィート。 
太い糸を大量に巻けるベイトリールというやつに変更。


中学生の頃、将来、釣りのプロになるか国連事務総長になるか迷ったくらいだから。。

この日は完全迷彩ルック。



河口付近はとにかく魚がたくさん住んでいる。

夕方、いたるところで魚が跳ねている。

なので、餌を求めてクロコダイルが集まってきてしまうのだ。。


この海に住むクロコダイルが危険すぎる。

毎年数人、クロコダイルに食べられてバラバラ死体で発見されているらしい。


オーノーーー!!


( ゚д゚)

ガタブル・・・


釣りの間は常に周囲を警戒せよ!

クロコダイルは水面に鼻だけだして、ススーーっと泳いでくる。

あっ?!と上陸したときにはもう遅い。

陸上でも素早いのだ。


あっ!!


木が釣れた(-。-;

結局、50センチ超えるような大型魚は釣れず。

いっぴきだけ、40センチちょっと超えたサバが釣れかけたのだが、取り込む寸前に逃してしまった。

塩焼きにしたかったな、、、


釣りを終えてビーチのカフェで休憩。



日曜日の朝は静かだ

木陰に海風が漂う

なんて気持ちいいのだろうか・・・



芝生が綺麗に揃っている


ゴルフ場にいくとわかるが、こんなふうに綺麗な芝生を維持するのはとても難しい。

まずケアンズは暑いので、こまめに水を撒かないとすぐに枯れる。

長さだって揃えないとこんな風にはならない。

こういう美しい芝生が街中にあるわけで、これは行政ががんばって維持しているということだろう。

無料で使えるバーベキューピットも数多く、どこにでもある。しかも、いつみてもピカピカで、生ゴミひとつ落ちていない。

こんなビーチにもゴミ箱がかならず100メートル間隔で設置されており、道端にゴミを捨てる必要がない。


公共意識が高い!

イタリアとは真反対だな(-。-;


滞在する側としてはとても気持ちがいい場所である。

気持ちがいい人たちばかりだからこそ、同じ場所にいながら別世界で生きるアボリジニたちが非常に浮き立つ。


世界には三地域の原住民がいるらしい。


ブラジル・アマゾン、インド洋のある島、パプアニューギニアの熱帯雨林。

今年、そのインド洋の島に上陸したアメリカ人が原住民に殺害されたとのこと。

人類がアフリカから出てから、そのままの狩猟採集生活を続けている人々。

とても気になる!!

超古代文明とのつながりが。

ギリシア哲学、産業革命、啓蒙思想・・・

そういう世界のスタンダードとなっている「当たり前」の結果は、人の心が貧しくなることだった。


治安が悪いと言われているエリア、たとえば南米は、かなり幸せ度が高い人たちだった。

これは彼らと関わって体感した経験による。

世界の幸福度は北欧諸国がトップだというけれども、反対に自殺率の高さや理屈ぽさを見ていると疑問が多い。

平均月収やGDP、インフラや識字率、平均寿命や男女平等など・・・

インチキである。


原住民たちは不幸なのか?


ナンセンスすぎる問いかけである。

当たり前に生き、死ぬときは死ぬ。

よりよい世界を作るとはどういうことか。

それは、偽りの自分を捨て、本来の自分を生きるということなのだよ!!

知識を排除せよ。

「当たり前」をシャットアウトしない限り、本来の自分と向き合うことはできない。


偽りの自分を捨てて日本を見てみるとわかる。

ニポンの何が素晴らしくて、何がくだらないのか。

外国人の視点がとても正確だ。

よいものがたくさんある。