そもそも事の発端は、声の芸術家として活動されている相川陽介先生と出会ったこと。
相川先生の存在を知ったのは、友人の真由美さんを通してだった。真由美さんとはまだじっくり話したことはなかったのだけれど、勝手にフィーリングが合いそうだなと思っていたのと、彼女の発信は面白かったので、よくチェックしていたのだ。
▼確か、最初に読んだのはこの記事だったかな↓
http://ureshi-gohan.com/voice2019/
「声と向き合うことは、自分と向き合うこと」というフレーズが私の心に引っかかり、自分がボイストレーニングを受けることなんて考えたことがなかったけど、とても興味を持った。
なぜなら、自分の声にコンプレックスがあったから。私の声は女性にしては低めだし、こもっていて聞き取りづらい、と言われてしまうことがたまにあり、いわゆる「高くてよく通る声」に憧れていたのだ。
ボイトレなんて、歌手や声優を目指している人が受けるものだと思っていたけれど、普通の人も受けていいんだ! と思った。
ところが、「実際にどんなレッスンなんだろう」と気になっていざ相川先生のブログを読んでみて、度肝を抜かれた。
一体なんなんだ、この人……。
「偽りを捨て、本来の自分を生きよ」とか、「私に会いに来るなら、捨て身の覚悟をせよ」とか、なんかやたら激しい……。。
ボイトレについての記事もあったけど、それ以上に人生についての本質的な内容が多く、そのどれもが毒舌のオンパレード……。
こんなにも「世間からどう思われるか、人からどう思われるか」を気にせず、ストレートに本音の言葉を発する人を見たのは初めてだった。
どうしたら、ここまで捨て身で生きられるのか!?
あまりにもオブラートに包まなすぎる、そのズバズバした語り口は、読んでいてもはや気持ちが良かった。
しかし、しかし、自分が斬られるとなったら全く話は別である。面と向かってボロクソ言われたら、一生立ち直れないかもしれない。
でも、気になる。でも、怖い……。なんか腰に刀差してるし……。
【本音】異国の地・バンコクに行くまでの、私のグダグダな葛藤を吐露してみる。