「失敗するの怖くないんですか?」
「ぬ。ピラルク」
「人前で歌うとか、私苦手なんで絶対無理です。。 海外旅行行ってみたいけど、英語わかりませんからいけないんです」
「カピバラ」
「やっぱり相川さんみたいに、才能に恵まれている人たちだけなのかなって、時々悲しくなるんです。。私も本来の自分を生きたいとは思うんですが、やりたいことがあっても自信がないんです。どうすれば自信を持てますか?」
「アナコンダ」
「完全にアマゾン化してて会話が成り立たない( ゚д゚)」
「・・・アマゾン川で泳ぐのは恐怖であった。水の中にピラニアいると思うと、足先噛まれるのではないかと戦々恐々である」
「げげ(−_−;)私だったら絶対無理ですー!」
「私だって失敗しまくりである」
「そうなんですか?」
「うむ。空振りしまくり。失敗しまくり。恥かきまくりである」
「常に上手くいってらっしゃるんだと思ってました」
「全然だ。ブエノスアイレスでもブラジルでも、言葉が全然わかんなくて、地下鉄の切符売り場の前で立ち尽くしてたら、知らない人がニッコリしてICカードくれたり。 だいたい英語なんて、19歳の時はあまりにもわからなすぎて、先生や生徒から笑い者されることがよくあった」
「ホントですかー!」
「ああ。 歌だって、人前で歌ってて、誰も見向きしないことなんてフツウにあるぞ今でも。 それに、今は世界どこでも剣道してるが、去年の夏までは、絶対ニッポンでは剣道したくないって避けておったぞ」
「なんでですか?」
「怖かったのだよ。恥をかきたくなかったのだ。高校時代、周りの生徒より剣道弱くて、散々バカにされてツライ思いをしたから、それがトラウマになっていて、やりたいと思ってもやれなかったのだ」
「へえーー!なんでも自信があってすぐにやってるイメージでした!怖いとか恥かきたくないとか、そんなこと思うことあるんですね! それを聞くと、なんだか失敗してもいいんだなって思えてきますね!」
「うむ」
「なんだか相川さんがいつもおっしゃる『偽りを捨て、本来の自分を生きる』って、完璧にそうしなきゃいけないって勘違いしてました。。 最初から全部できなくてもいいんですね? できるところからでもいいんですよね」
「バカタレが!!」
「オフッッ?!(;゜0゜)」
「甘えたことぬかすな、殺すぞ。チンタラやってたら一生自分の人生生きられぬのだよ!! いまこの瞬間が全てなんだよ。いつかとか無いのだ。今この瞬間に全力を出しておらぬようなものは話にならぬわ!!ダラダラビビって生きやがって!!去れ」
「・・・すいません(T . T)」
「とっとと進め」
「やっぱり相川さん怖いんですね、、」
「殺すぞ。 他人に自分を認めてもらおうという姿勢がムカつくんだよ。邪念を払え」
失敗しない方法なんてない。
完璧にできなくてもよい。
最初から全部できる人はいない。
恥をかかずになんでも上手く行くなんてありえない。
何が起ころうとも、誰に何を言われようとも、本来の自分であること。
他人に賞賛されたいとか、非難されないように消極的になっていてもダメだ。
余計なエネルギーだからである。
創造の秘密は、思っていることが現実化するだけ。
自分のエネルギーにあったものが引き寄せられるのだ。
ピュアな気持ちで、ただ思いついたことをやっていけばよいのだよ。
そうすれば必ずうまくいく!
他人にどう思われるか、その気持ちを100パーセント排除せよ!
他人の人生を生きるなよ。
偽りを捨て、本来の自分を生きよ!