土曜日から、ひさしぶりの福岡。。。。
福岡でのレッスンは半年ぶり。
せっかくなので福岡の声の特徴について語ろう!
世界各地を旅していると、声の違いに気づかせられる。
日本国内にも微妙な違いがある。
傾向として、、
・男性は声量があり、低音域がよく響く人が多い
・女性は子育てやカラオケでは声量があるが、職場や街ではかなり控え目に発声している
・韓流や男性アイドルの声を真似たがる女性が多い
・男女ともに声の伸びがある。
・博多弁の時と標準語の時の発声が変わる。博多弁ではカデンツァ(語尾)の声ツヤがよいが、標準語では大人しい印象の発声
などなど。
これは土地柄で、いわゆる「九州男児」という文化が関係している。
女性は男性の三歩後ろを黙ってついていく、とか、男性優位の社会なのだ。
そして年功序列も色濃い。
年配の人が年若の社員を頭ごなしに叱っている風景を博多駅前でよく目にする。
一方女性たちはというと、居酒屋など男女混合の場では、東京の人々と比べると静かだ。
しかし、女性だけの場になると、例えば天神の人気スポット・ビルズなど、急に元気に快活に声を出し始める。
「えぇえー〜!なんば言いよっとーーーー!」
博多っ子が標準語を使うシチュエーションは、必然的に東京からきた上司など目上の人とのコミュニケーションになる。
博多っ子は相手を立てるのがうまい。
なので、控えめな発声に調整されるのだ。
「左様でございますか、、、」
東京では夫婦共働きが当たり前になっているが、九州では男性が仕事・女性は家庭というのがまだまだ残っている。
時代はグローバリゼーション。
福岡には毎日、プサンからの船ビートルが発着する。
台湾、上海、ソウルといったアジアの国々から大勢の観光客が押し寄せている。
超うるさい。。oh fuck!
東京に比べると、九州の人々の英語力とはかなりの開きがある。
英語の発声は、強い呼吸と、胸、軟口蓋の響が不可欠!
ソラオトイングリッシュで行うエクササイズには、英語に特化した呼吸法が含まれているくらいだ。
欧米は自己主張の文化だから。
こうなってくると、男女が混ざる職場でも、女性がはっきりした声を発揮する必要が出てくる。
昭和の頃から福岡出身のミュージシャンは数多い。
発声の素地がある。
あとは「ホンネを言っていい」と自分自身に許可が出せるかどうか。
結局のところ、人から「あなたは素晴らしい価値ある人」と言われても、自分がそう思えなければ無意味なのだ。
「いや、、そんなことないんです。そんなことないんですよ。。。」
実績や経験やスキルをベースに、自信や自己価値を得ようとすると、他人の実績や経験で浮き沈みする不安定な自己価値になってしまい、これまた無意味。
『あぁ!こんな声出したことない!すごく気持ちいい!!』
ボイトレのいいところは、頭で理解するのではなく、体で感じることができる点。
いい気分でいることほど重要なことは何もない。
その人本来の声が引き出された瞬間の感動!
これは体験した人にしかわからない。
『誰になんと言われようと、私はホンネで生きたい!』
そんな人のために福岡でレッスンをさせていただきたい。
◆声診断ワークショップ
福岡7月14日(木)16ー17時
◆ソラオトヴォイストレーニング体験
福岡7月14日(木)17ー18時
各10万円
※ダブル受講の場合は合計15万円で受講できます
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