イタリアの六月の滞在が無事終わった。

車で3800キロの旅、、


北海道から香港に行くより遠い距離だ。

今回もたくさんの街を回った、、、

北はトスカーナ、ピサの斜塔。

世界的に有名なワインの産地キャンティ村では、ワイナリーに泊まって蔵から出てきたワインをテイスティング。

ルネサンスの都フィレンツェでは、ウフィツィ美術館でダヴィンチ・カラヴァッジョの絵画を鑑賞。

アルノ川沿いを散歩しながら夕暮れの風を感じ、カフェで一服、、、

サトゥルニアテルメでは、硫黄の香りがする青い水が溢れ出る滝にて、まさかの露天風呂体験。

これは刺激的!とにかく目が丸くなった、、

ナポリではいつものピッツェリアに加えて、ヨーロッパ最高のレストランの一つ「トッレサラチーノ」さんでランチ。

シェフ・ジェナーロエスポージト氏の独創的な料理、カメリエレたちがオーガナイズする素晴らしい空間を堪能。

ソレント・マリーナグランデでは海の上のレストラン「バーニョ・デルフィーノ」にて山盛りムール貝スープ!

シチリア島アグリジェント遺跡を周り、ナーロ市では市長のお招きにて、4000人の聴衆の前でカンツォーネを歌った。



カラーブリア地方のヴィーボヴァレンシア市では、剣道大会に出場して準優勝。トロフィーをもらった、、

マグナグレチアの香りが残る街トロペアでは、崖にそびえ立つ白い小さな教会を訪問。

ティレニア海のクリスタルブルーを見渡しながら、深呼吸をした。

カラーブリア内陸のポッリーナ山脈国立公園では、イタリア最高のアグリツーリズモ「ロカンダデルパルコ」を訪問。


ホスピタリティ、サービス、食材、何よりも工夫され完成されたその空間づくりにびっくりした。

一方、イタリアの反対側、アドリア海側の街。

プーリア州の港町バーリでは、武道を学ぶ若者たちに剣道のレッスンをさせてもらった。

ニューヨークや日本など、世界各地を回って研鑽しているフランチェスコ・ヤマト氏とともに稽古していると感じる。

世の中には天才がいる。


たまたま地元ナポリで、うちの近所で知り合ったオーストラリア人カップルから、

「そんな夢のような生活をどうやって実現したんですか??」

と聞かれた。

そんなものは決まっているだろう!

ゴールから始めることだ!

努力の結果?

積み重ねの結果?

違うのだよ。

こうなったらいいな、そうだといいな、そこから始めるのだ!

いつかそうなる、とか、そのうちそうなる、とか。

ならぬわ!

いつかは存在しない。

今しか存在せぬのだ。

夢は叶えるものではなく、生きるものなのだよ!

つまらぬことに人生を無駄遣いするなよ!

くだらないことはさっさとやめよ!

本当にやりたいことだけやるのだ!

惰性で生きることをやめよ!

今この瞬間に本当にやりたいこと選び続けるのだ!

その瞬間はいつかくるのではない。

今日から、この午前中から始めよ!

人は徐々に変わるのではない。

変わった瞬間に変わっているのだ。


偽りの自分をすてよ!