こういう人がいるだろう。
「確かにエネルギーの高さは重要かもしれない。伸びている企業や個人はなんとなく『ノリにノッている』という形容詞が似合う気がする」
「しかし『ノリ』のような不確実で非定量的な要素に、責任ある企業経営者や、家族の生活を背負っている人が全てを委ねるというのはかなりリスキーだ」
「精神論や根性論ではなく、科学的で明確で、結果に対して定量的な分析が可能なビジネススキルの方がリスクが低いだろう」
「エネルギーなどどそんな雲をつかむような話は、社会に対して無責任でいられるダマされやすい知性の低い自分勝手な女性だけしか適用されない」
「少なくとも私個人や、私の業界、私の仕事には絶対に使えない理論だ」
「絶対に可能だと思える証拠か、私の人生にも適用可能だと信じるに足る話をしたら、考えないでもない」
お前らみたいなバカに話すことなんて何もないんだよ!
全員滅びよ!
うまく立ち回ろうとする臆病者ども。
お前らのようなクズには一生理解できないだろう。
自分の保身ばかりを考えるチキンども。
貴様らの末路はからあげクンで決まりだな!
何かに全力で取り組むこともせず文句ばかり言い、おまけにリスクを負って頑張るものを影で冷笑する。
虚しい人生だな。
そんなクズどもはさっさと江東区の夢の島の地下に灰になって埋め立てられてしまえ!
男か女か、業界がどうだとか全く関係ないんだよ!
くだらない言い訳などトイレに流せ!
さて。
偽りの人生を捨て、本来の自分を生きる。
そう心に誓って一歩踏み出すものたちのために伝えることとしよう。
この話は、身を守る最強の甲冑であり、障害をなぎ倒す最強の剣なのだ。
解説を続ける。
ビジネススキルとしての「エネルギー」について。
先日解説した、一つ目のポイント「エネルギーを高める」に続いて。
二つ目は、エネルギーを整えるについて。
これは言い換えると、心のクリア度を高めることになる。
「すごく頑張って動き回っているし、毎日毎日様々なことに気を使っているのに、成果が思うほどでないことに疑問を感じる」
そういう人がいる。
私もそうだった。
なぜそういうことが起こるのか。
エネルギーを高めるだけでいいというと、誰もが同じような問題に直面する。
例えばこういう時だ。
「新宿駅の喧騒がキライ!でも、電車を乗り継がないと職場にいけない・・・」
「エネルギーが高まるか、、、うーん、絶対下がるな。ダメだな、通勤を楽しくエネルギー高まるものにするか、それとも別の気持ちいい方法を選ぶかってことかしら・・・」
「そうだ!前から職場の近くのタワーマンションにすみたいって思ってた! ダメもとで内見申し込んでみよう!ワクワク」
問題はここからだ。
「内見に来た!うわーー!超景色綺麗!気持ちい!広い!ちょうどいい!自分にぴったりの場所!ここにすみたい!職場まで歩いて3分!」
「でもな。。今住んでる西東京のアパート、先月更新したばっかりだし、更新料払っちゃったし、、」
「今のお給料と貯金からすれば、多少オーバーする初期投資だけど、可能な気はする、、」
「でも、ここに引っ越しちゃったら、確かに気分はいいかもしれないけど、結婚資金のためにためていたお金だし、それに資格の勉強するために使おうと思っていたお金だし、果たしてそんな自分の快楽のためみたいな絶対に必要ではないことにお金を使ってしまっていいものかしら・・・」
「彼氏はいるけど、彼と結婚したいとは思わない。でもたまに会えて楽しいし、結婚しないから別れるとまでも思わない」
「それに今日の内見、職場の同僚に仮病を使って来ちゃった。。。これで引越しのために有給使ったら、何か悪い印象を与えて迷惑をかけてしまうかもしれない。。」
あるある。
心の迷いというやつだ。
その迷いが直接エネルギーにつながっているのだ。
ここで発生しているエネルギーの乱れ、お気づきになっただろうか?
それが発生する原因は
『本音』
『偽り』
のギャップである。
1結婚が遅れることについて両親への申し訳ないという気持ち
いつ結婚しようと自由だし、結婚してもしなくても本人の自由である。
ところが、強迫観念のようなこの常識から自由な人はまずいない。
私も22歳の時までそうだった。
早く結婚しないと起業しないと、一人前の人間になれないという思い込みだった。
生まれ育った土地の文化を、疑問も持たずに信じていたのだ。
誰もが自由、と口では言っていても、自分はそう行動しないのだから、それは結局口先のでまかせ。
『本音』 結婚したいと思う時にするかもしれない。今は今のパートナーがベスト!
『偽り』 婚活サイトに登録して、年収や家族や堅実そうな人を一応チェックし、職場や友達に対して、自由で遊び好きな自分を隠すように努力している
2資格の勉強をして「ちゃんと」して頑張っている自分をアピールしたい気持ち
日本人あるある。
前向きに頑張っているちゃんとした自分。
負け組にはならないという、自分の価値を他社評価に委ねる間違った日本の常識の一つだ。
本当はスキューバダイビングで遊びたい、好きなお酒を飲みたい、クラブで踊り明かしたいと思っても、それを行動に移すことには勇気がいる。
『本音』資格とかそういうことより、やりたいことを思いっきり楽しみたい! 有給めいいっぱい使ってダイビングしたい!
『偽り』キャリアアップに役立ちそうなプログラミングや、TOIECで英語の勉強をやらなければならないと、周りに話す。
3職場で自分を偽って「いい人」を演じなければならないという思い込み
なぜ本来の自分ではなく、自分ではない誰かを偽り演じることが「大人らしい」という常識があるのだろうか?
そうしてストレスによってガン・脳卒中や高血圧を生み出し続けていることに誰も気がつかないはずはない。
死ぬ間際になって誰もが気づく、人生で本当に大切なこと。
今気づいてもいいのでは?
『本音』 有給あるのに使えないってバカバカしくない?会社のために私がいるんじゃない、私の人生のために会社があるのよ! 好きなように休みます。
『偽り』みなさんの予定と調整して、みなさまにご迷惑をおかけしない範囲で、自分の人生を充実させられればと思います。仕事ですもんね。うん、仕事。個人の自由なんかより、仕事です。そう言っておけば誰からも非難されないし波風立ちませんから、、、
以上。
偽りと本音。
きっとあなたも周りの人から聞いたことがあるセリフだっただろう。
ここまでの詳述で明確にしたことからわかること。
そう!
エネルギーを整えるということはつまり、偽りを捨て、本音で生きるということなのだ。
偽りの言葉、行動をとった瞬間に、その人のエネルギーはグンと下がっている。
そして、本人が本来使いたかったであろうエネルギーの方向性が、見当違いな方向に向かってしまう。
例えば、午前10時15分にオレンジジュースを冷蔵庫から出して飲もうと思ったとする。
そして午前10時16分にオレンジジュースを飲んだとすれば、これは、エネルギークリア度100パーセントであろう。
一方、翌々日の夜9時30分にダイエットウォーターと評判のコントレックスを飲んだとする。
なぜ? この人はこういう『夜中にカロリー高いジュースなんて飲んだら不健康ってネットで読んだの!痩せなきゃみんなから嫌われちゃう!』と。
ただオレンジ飲むだけ。飲んだら甘くて美味しい!幸せ! たったのそれだけの出来事なのである。
なんでもない出来事なのに、心が整っていないとあれま!
これはエネルギークリア度5パーセントだ。
エネルギーを下げ乱る出来事に早変わり!
なんてヒドイ!
「プライベートではそういうものかもしれない。ではビジネスシーンで何かわかりやすい解説はありますか?」
次の記事で解説したいと思う。
このエネルギーの世界の話。
一生懸命に、誰かの笑顔を作るためにがんばっている人にこそ伝えたいと思う。
自分の人生に取り入れ、消化し、自得していただけたら光栄だ。
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