一度来てみたかった、、
金色に輝く仏像たち!
金箔が敷き詰められたお堂!
みずみずしい緑があふれる山道。
かつて、松尾芭蕉が訪れた、中尊寺金色堂。
ぶらり東北の旅に行ってきました。
平安時代の後半、奥州藤原氏が統治していたこの地域。
藤原氏の親子4代の即身仏が眠っています。
日本史の授業で習ってから、一体どんなところなんだろう!と思っていたんです。
なんせ場所が岩手の山奥。
「奥の細道」と言われる松尾芭蕉の歌集に歌われるくらい、遠くにある場所。
去年までの制限がある自分では、そうそう訪れることができませんでした。
奈良の東大寺、京都の清水寺、出雲大社のしめ縄、伊勢神宮のご神域、北海道の洞爺湖、、、
日本には本当に美しくインスピレーションを感じる場所であふれています。
奥州藤原氏というのは何かと謎の多い方々。
遠くエミシの血を受け継いでいる?とか。
即身仏とは、つまりミイラ。
エジプトのピラミッドや王家の墓に埋葬されている方々と同じ。
ここ中尊寺金色堂には、共に埋葬された刀や装飾品が展示されていました。
どことなく北海道や青森で栄えた、エミシの影響が感じられます。
元々の血統は、京都付近の藤原氏だとのこと。
僕は藤原鎌足さんと古いご縁があるので、感無量の旅になりました。
純金で作られたお堂ですから、よほどのことがない限り現代まで生き残ることはないわけです。
ピラミッドの内部や王家の墓も泥棒に荒らされいるのがフツウ。
この金色堂は900年近い歳月を、当時そのままの姿で生き延びて来たのです。
その間に、度重なる飢饉や戦争があったにもかかわらず。
それは、地域の人たちに大切に尊敬されて来たからでしょう。
建築から100年経たないうちに、お堂全体をおおう覆い堂が作られています。
現在の覆い堂は4代目のものだとか。
民に慕われ、尊ばれて来た藤原4代の統治者たち。
優しく公正で、機を見て賢く判断をし、愛される方々だったようです。
人は、生まれ持った運命を全力で生きるもの。
人それぞれに違ったポジションが与えられています。
それはマグロとわさびのようなものです。
マグロに生まれたら、寿司ネタの主役として、晴れやかに堂々とアピールするのです。
ワサビに生まれたなら、マグロはじめ様々な寿司ネタの味を引き立てる、完璧な脇役としての務めを果たすのです。
現在は冷蔵技術が発展してますので、ワサビがなくとも生の魚を食べられますが。
寿司が生まれた江戸時代には、マグロは傷みやすく生臭いので、高級品では全くなかったのです。
ワサビが臭みを打ち消して、旨味を高めてくれて来たのです。
リーダーとして生まれた人は、リーダーの役割を受け入れて、全力で取り組むこと。
へんに遠慮したり硬くなったり自己卑下していても、持っている能力を発揮しづらいもの。
自然体でよく遊び、よく働き、よく食べてよく飲むことです。
リーダーを引き立てる役割に生まれた人も全く同じ。
ワサビとして、ピリッと旨味を引き立てることに徹すれば、天は大喜びですのでたくさんご褒美をくれます。
愛されること、リラックスできること、お金が回ってくること。
そんな風に天は採点をしてくれるのです。
声もまた同じこと。
高い声に生まれたら、高い声を存分に発揮すれば良いのです。
低い声に生まれたら、低い声を存分に発揮するだけ。
あなたが生まれ持った声は、どんな声でしょうか?
声には、あなたの人生全てが表現されています。
生まれ持った役割が、その声に表現されているのです。
へんにコンプレックスを持っていても、心地よい声は出ません。
そのままの声を受け入れ、認め、愛することがボイトレの最初の一歩なんです。
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