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バチカンのサン・ピエトロ寺院を眺めていると。

ここで祈ってきた人たち。

毎週行われるミサ。

ローマ法王たちの歩みを感じます。

キリスト教の聖地の一つであるバチカン。

響き渡る聖歌。

豪華絢爛のシャンデリア。

12使徒たちの大理石像。

ステンドグラスから差し込む光。

聖書の世界を表現した天井。

キリスト教徒の人たちが尊敬し奉るものがここにあります。

 

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同じように、イランのモスク、トルコのモスクにいるときに感じたこと。

熱心に祈り、唱え、神の前に頭を下げること。

美しい青のドーム。

そびえ立つ尖塔。

敷き詰められたペルシア絨毯。

響き渡るアザーン。

コーランの文字を描いた天井。

壁中が薔薇や花々の細密模様で埋め尽くされています。

モスクがそんなに美しく、落ち着ける場所だとは知りませんでした。

百聞は一見に如かず。

 

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全く異なる文化圏をこうして行き来すると、イタリアは本当に便利で快適なところであることに気づかされます。

イランでは、日中は水を飲めないんです!

食事も厳禁!

レストランも空いてない!

なぜなら断食月だから。ペルシア語でラマザーンと言います。

この一ヶ月は、自宅かホテルに付随した場所で食事するしかありません。

結構多くの人がこのラマザーンを守っていて、一緒にミーティングした人の多くは、日が暮れるまで食事していないと言っていました。

女性は必ず髪をスカーフで隠さなければなりません。

お酒も禁止!飲んでることが警察にバレたら鞭打ち50回です。

未だに鞭打ち刑があるなんて!

ネットは規制されてて、ブログとかサイトを開こうとしたらイラン政府のサイトに飛んでしまいます。

 

 

ローマ空港に降り立った時の驚きといったら!

湿度がある! 

クレジットカードが使える!

女性が足や胸を出してる!

レストランが昼間でも空いてる!

イタリア料理がある!

お酒が飲める!公然と売っている!

 

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イタリアで長く生活していると、日本が便利すぎて、日本の当たり前が恋しくなることがしばしばあります。

一方で、日本はかっちりきっちりしているので、イタリアのいい加減なゆるさおおらかさが良いと感じることもあります。

イランの生活は不便なことが多いですが、人は暖かいし、芸術家がとても尊重される国なので快適です。

 

 

それぞれの国に、それぞれの良さがあります。

日本でも同じように、それぞれの土地にそれぞれの良さがあります。

その中で、とても居心地がいい場所というのもあります。

季節によって、その時の気分によっても変わるけれども。

それでも心からここが大好き!と思う変わらない場所もあります。

僕にとっては、日本、イタリア、イランです。

ここに住みたいとまで思うほどに愛しているのは、京都、ナポリ、シーラーズです。

いるだけで何か力が湧いてくるというか、充電されて、充実する場所です。

 

さて。

 

あなたにとって、そこにいると一瞬で心から幸せが湧いてくる場所はどこですか??

 

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By相川陽介

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