あぁ、またやってしまった。。

 

シンガポール、マリーナベイサンズ最上階のバーでカクテル飲みながら夜景を眺めていたら気づいてしまったのです。

 

ヴィクトリア滝を見たい!

アフリカ、タンザニア。

 

マチュピチュ行きたい!

中南米ペルー。

 

オーロラみたい!

北欧の北極圏。

 

グランドキャニオンの谷底を歩いて見たい!

北アメリカ大陸の西側。

 

次々と湧いてくる、世界遺産級の名所の数々。

シンガポールの高層ビルたちに明かりが灯っていくように、心の中に未知なる世界への欲求が次から次へと現れました。

 

 

それはまるで、バリ島の伝説の鳥ガルーダのように、心のイメージと共に世界中を駆け抜けます。

 

今なら、その世界遺産級の場所へいつでもいくことが可能なのだとわかったからです。

 

なぜなら創造の秘密を活用できるようになったからです。

 

それに気づいた時の心の喜びといったら!

 

古代文明への憧れと興味は、僕が小学校一年生の時からずっとずっと抱き続けてきたものだったのです。

世界の歴史の漫画を全巻、毎晩毎晩一ページ一ページ暗記するように見ていました。

いつかいつかいってみたいなあ!いいなあ!

子供心にそう願ったものです。

 

 

同時に、一つのことに気づきました。

 

 

そうして時が経ち、イタリアを拠点にして活動するようになってから段々と夢が近づいてきたように見えました。

 

しかしそこには、大きな制限があったのです。

 

渡航費。

費用対効果。

そこに行って何になるのか?

目的や目標は明確なのか?

ビジネスパートナーや公演の仕事を獲得するためのピジネストリップではないのか?

そうでなければただの趣味なのか?

余暇として割り切って行くのか?

ただの海外旅行なら日数と頻度と経費はビジネストリップ以下にすべきか?

 

そう。

 

去年までは、渡航先を選択する基準がビジネスチャンスやお金に縛られていたのです。

 

なんたること。。

 

ドバイ、シンガポール、ロンドン、ミラノ、パリ、東京、香港など。

 

どの街も独特の魅力があり、それはさながら土地が人格を表しているかのようです。だから元々行ってみたかった、好きな場所にも関わらず。

 

 

自分で自分の旅をつまらない無味乾燥なものにしようと努力していたということです。。

心から反省してしまいました。

 

きっと、この記事を読んでくださってる方のなかには、

「仕事で日本中を世界中を飛び回りたい!」

と思われる方もいるでしょう。

「楽しそう!私もそんな生活やってみたい!」

という純粋な憧れを抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実際、イタリアに引っ越してから、そんな風に飛び回って生活をする人たちと多く関わるようになりました。

 

そういう方々は、主にビジネス拠点を巡回しています。

世界でお金が回っている場所というのは日々移り変わりますので一概にココとはいえませんが。

ビジネスマン達はそこに敏感。

お金、ビジネスチャンスで動きます。

 

彼らと楽しく関わって行くうちに、いつしか僕もその基準で渡航先を選択するようになっていたのでした。

 

 

仕事があるから行く。

その発想は、東京のサラリーマンが、支社のミーティングに出席するために名古屋に日帰りで行く、となんら変わりないものでした。

トキメキや特別感や期待感がない。

 

いや、もちろん、

「名古屋!楽しみだ!支社の仲間に会える!どんなチャンスがあるだろう!ひつまぶしラブ!」

そう楽しい気持ちが自然と湧いてくることもあると思います。

全ては気持ち、心の声だからです。

 

 

10年前、丸の内でサラリーマンをやっていた頃、同僚の先輩が日帰りで新潟のクライアント先に行って帰ってきた時のことを思い出します。

「出張?なんも楽しいことないよ。疲れたから早くウチに帰りたい」

これじゃつまらない。。

 

 

しかし、いつしかその無味乾燥な発想にとらわれていたのでした。

怖いのはこういう固定概念です。

 

 

楽しむだけの海外旅行には意味はない。

そこには学びと気づきがなくてはならない。

旅には明確な目的と目標がなくてはならない。

渡航するからには、なんらかの成果を獲得すべく努力しなくてはならない。

渡航したことによる利益を上げなくてはならない。

渡航先の現地人に尊敬され影響を与えて外貨を獲得しなくてはならない。

 

 

これだけ固定概念がありました。。

なんと。。

去年までは、そのビジネス思考を持たなくてはならないと自分に言い聞かせていました。

そこじゃなかった。。

反省。

クリスマス以降、変わりました。

 

バリ島の雄大な自然と神々しい空気。

 

ヴェトナムの人々の素朴でうやうやしい生活。

 

ナポリ人達の人間味あふれる生活風景。

 

エルサレムの神聖な街並み。

 

パリの完璧な三ツ星フレンチ。

 

どれも素晴らしく、輝きに満ちた体験でした。

 

でも、シティオブロンドンの空気感や、ドバイの金で溢れたマーケット、シンガポールの金融街の夜景を見ても心トキメキます。ワクワク感があるのです。

 

 

創造の秘密は、自分が発しているエネルギーが現実化するということ。

 

想っていることが現実化するだけ。

 

だから、一瞬一瞬を心地よく、気分良く、ご機嫌に過ごしているだけで全ての望みが叶ってしまうのです。

 

 

世界を狭くするのも、広くするのも自分。

 

世界を暗く冷たいつまらないものにするのも、輝きに満ちたアドベンチャーワールドにするのも自分。

 

世界を制限と縛りだらけにするのも、無限の可能性とチャンスに満ち溢れたものにするのも自分。

 

そう!

自分の心だけ!

本当にそれだけなのです!

 

いつでもその生き方にシフトすることができます。

 

毎日毎日暗い地下鉄の臭い空気を我慢してぎゅうぎゅう詰になりながら、いやな仕事でやりたくないけどしょうがないからやらなければならないと、下を見て無表情に通勤し続けてもいいのです。

自由。

 

朝起きてから寝るまで、気分良く心地よく過ごして、ピン!ときたことにそのインスピレーションにすぐ反応して、どんどん望みを現実化して行く生き方をしてもいいのです。

自由。

 

あなたが選んだ人生は、100パーセントあなたのもの。

現実化していることの全てが、あなたが100パーセント望んだものなのです。

 

世界中飛び回るのに、特別な才能や努力は一切必要ありません。

今、手元にあるお金も一切関係ありません。

 

一瞬一瞬を気分良く、心地よく、快適に過ごしているだけで、必要なものは全て手に入ります!

ほんとなので大丈夫。

 

さて。

 

もしなんの制限もなかったとしたら、あなたはどこに旅したいですか??

 

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by相川陽介

 

 


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