【会話形式コラム99 ヤンデレラ】

「声の仕事、私もできますか?」
「え」

「才能ありますかね?」
「さぁ」

「えぇーーー!?みていただけるんじゃないんですか??!」
「知らないぴょん」

「ぴょんって、それって、私は才能ないってことですか??!」
「さぁ」

「・・・なんかショックです」
「待て待て。そもそも才能とか関係あるのかい」

「・・・」
「どうしたいのかね」

「・・・私も気持ちよく歌えるようになりたいなと思って。この間参加したセミナーで、『歌ったらいいんじゃない?』って言われたんです。昔から歌うの好きだったので、好きなことが仕事になったらいいなって思って」
「はぁ」

「私、歌手になれますか?」
「なれるよ」

「そうなんですか!」
「だね。どうしたいかだけだね」

「私は、自然の綺麗なところでハープやバイオリンと共演して、聴く人の心をいやすような歌を歌いたいんです!」
「あるある」

「あるあるですか?」
「ヤンデレラ」

「ヤンデレラ???それってなんですか??」
「いや、いいじゃない、好きなことをしたらいいさーいいことあるさー」

「いいことありますか?」
「あなたは癒し系じゃないと思うけど」

「ええーーーーーーーー」
「声きいてりゃわかるわ。。力強い声持って生まれてる意味って、考えたことある?」

「力強いんですか?いえ、これまで声の専門家に声を聞いてもらったことないので考えたことありませんでした。」
「うん。人を元気づける声だよ。口も大きいしね。目も大きいやん。パワフルに自分の情熱を表現するといいよ」

「へぇえそうなんですか!!具体的にどんな歌を歌えばいいと思いますか」
「そうね。和田アキ○」

「!?」
「冗談」
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声からその人のお役目がわかるんですが、お役目と本人が言ってることが噛み合わないことがほとんど。

本人の人生なんで、本人次第。

本人がやりたいんだったら、その通りにやればいいと思います。

才能あってもやりたくないんだったら仕方がないし。 

意欲が一番大事。

うまくいってる人は、自分の才能のことをよく知っています。

どんな見せ方をしたら魅力的に見える、とか。

どんな歌を歌えばお客が喜ぶ、とか。

どんなビジネスが合うか、とか。

どんな仕事の仕方をすれば能力が発揮できる、とか。

反対に、何をやれば失敗するのかも知っているので成功率が高いわけです。

おまけに、心がオープンなので、間違いそうになるとすぐに軌道修正できちゃうのがホントすごい。


いつまでもうまくいかない人たちは、ホント向いてないことを一生懸命やり続けています。

他人や世間に影響されて、自分ではない誰かになろうと苦しみ続けてる様子はなかなか。。。

おまけに辛い思いで疲れてるので、せっかくのアドバイスやメッセージに気づかないのでなかなか。。。


声聞けば、その違いは歴然。

うまくいってる人はいつも楽しそうですし、はたから見れば大変そうな状況でも明るいし優しい気配りをしています。
だから声が軽やか。

コツは力抜いてラクに声出すこと。

ノウハウをDVDにまとめておきました

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