【会話形式コラム95 やめてスッキリ】
「あら、それは」
「枠のないおもしろい方だと聞いていたので、お話しするのを楽しみにしていました。」
「それは」
「同じ空気を吸って、同じ場所にいられるだけで満足なんですが」
「なんと。どんなことを普段してらっしゃるんですか」
「はい。田舎に住んで、そこで瞑想やヒーリングのワークショップを開催しています。土地の気が豊かで、そういうことをやるのにはとてもいいです」
「へえ」
「元々は東京に長く住んでいたんですが。若い頃は色々とやんちゃなことをしてました。それもあってか、最初は自分のためにヒーリングをやってたんです。教わった方から、他人に分かち合うように言われてから、今のようにイベントを開催するようになったんです」
「はあ」
「今、何か変えた方がいいことや、やった方がいいことはありますか?」
「・・・歌うことだと思います」
「歌ですか!元々、曲を作ったり、ライブをやったりしてたので得意ですけど、活動に疲れてやめてしまったんです」
「自分のために歌うことだと思います」
「自分のためにですか」
「ようやく手にした自由ですから。」
「そうですねー。昔に比べればそうですが、まだまだ金銭的に自由かというと、全然です。もっと稼ぎたいです」
「稼ぐなら、稼いでる人が多いところに行くことだと思います。気が」
「ああーなるほど。でも、都会でギラギラ稼いでる人たちはせわしないですし、一緒にいると疲れませんか?」
「そういう人もいるでしょうし、そうじゃない人もいますよ。僕の周りのビジネスマンはみんなふんわりしてます。」
「ふんわり!?」
「むしろ癒し系の雰囲気です」
「そんな人いるんですか?」
「頭切れるし積極的ですし仕事できてお金もありますが、思いやりあって優しい人たちです。むしろ、いろんな制限ある人といる方が疲れるんじゃないかと」
「そうなんですね。。それは確かに。たまに、『そんな詐欺的なビジネスやめて、居酒屋でバイトしろ』みたいなこと言われるんですが、そういう狭い常識の中で生きてる人たちといる方が疲れます」
「はい。自分がどうしたいか、どう在りたいか次第です。」
「そうですね。」
「です」
いろんな方がレッスンを受けに来てくださるので、世の中にはいろんな考え方があるんだなと思います。
起きる出来事は、本人の内面の投影。
いやー怖いけど真実。
他人という幻影によって、心は現実に投射される。
そのおかげで目に見えないものに触れることができるのです。
2012年頃は京都の田舎でのんびり週4休みで、週末だけ仕事。
2013年はイタリアに引っ越したばかりだったので、ほとんど現地の仕事もなく、毎日海と空をみてのんびり過ごしてました。
お役目がある人は、のんびりな時期や年があっても、ちゃんと忙しくなるようになってるのだと思います。
休みたいなら遠慮なく休めばいいのです。
今やってることを辞めちゃいけない、というのが常識なんでしょうけど、その思い込みで苦しんでる人がたくさんいます。
長く続けることがいい、というのはウソ。
自分に嘘をつき続けると疲れるし病気にもなりやすい。
むしろ、やめてスッキリした方が、自分にとって健康的なのです。
声にはそういう『制限』が現れています。
ラクによく響く声がでるようになるコツは、必要ない思い込みを捨てることです。
それにはこのDVD初級編が効果的です。
あなたがやめてスッキリしたいことはなんですか??
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by相川陽介
12月の相川陽介レッスン12/18シンガポール、21広島、23東京、27大阪、28名古屋、29福岡