【会話形式コラム84 73億6千人いるんだけど。】
「あの、こんなこと聞いていいかわからないんですが、いいですか?」
「ぬ、なに」
「あの、、」
「ゴクリ、、」
「どうしたら痩せますか?」
「ぶふっっっ」
「いま吹きましたか?!」
「吹いたわ。んなことか。ニンジン食べれば?」
「いや、食べてます、食べてますよ!全然やせないんです!おかしんです!」
「あ、そう」
「ほんと困ってるんです、、色々健康器具とかも試してみたし、サプリとか、あ、それから痩せるエステにも行ったんですけど効果ないんです。これって呪われてるとか、なんか憑いてるんでしょうか??運命ですか??」
「知らんがな、、」
「相川さんでもわからないことがあるんですか??」
「神ちゃうわ、、」
「そうなんですね。あぁ、こんなこと聞いちゃって恥ずかしいです。。」
「ま、まあ、まあ。うん、あるよね、あるある。」
「あるあるってことですか??」
「えと、痩せなきゃいけないのかそもそも?」
「そうです!だって、男性はいつも『痩せなくてもいいよ。少しぽちゃっとしてる方が可愛いよ』とか言うくせに、結局細くてちっちゃい女の子選ぶじゃないですか。」
「なぬっ」
「ずっと彼氏が欲しいってイメージしてるのに出来ないのは、わたしがデブだからですよね?!」
「だいぶ黒いイメージだな、、」
「そうなんです、わたしは心が黒いんだと思います、、ヤダヤダ、、」
「まあ、いいことあるよ。」
「ほんとですか?ありますか?」
「たぶん」
「たぶんですか?!」
「えとね、彼氏欲しいんだよねつまり」
「はい欲しいです。一人で寂しいのもう嫌なんです。いずれ結婚もしたいですし」
「なら男の子に会って、デートしないとね」
「はい、でも、誘われないんです。デートに。それに出会いもなくて。。」
「興味あることの集まりに行けばいいんだよ。とか、合コンとかよくやってる友達いるでしょ?」
「そうですね、それはいます。でも、私だめなんです。先につながらないんです。男の人が『可愛いね』とか言ってくれることあるんですけど、どうせその場だけなんだろうと思っちゃうんです。社交辞令に聞こえるんです。それに、私は中身を見てくれる人がいいんです!」
「相手もそう思ってるよ」
「え」
「あなたが内面を褒めて欲しいのと同じで、男の子たちだって褒めて欲しいだろうね。ものすごーくカンタンだよ。男の子は、ほめておだてりゃ木に登るよ。」
「そうなんですか?」
「でも、それはもはや選択って気がするがね」
女の子の悩みは尽きないのが宿命なんでしょう。。
モテない理由とか考えるだけムダ。
モテそうな理由を見つけて、堂々としてればいいのです。
確かに、聞き上手はモテるし、褒めてくれる人といると居心地がいい。
褒める人は、褒められる人。
確かにそうだけど、嫌なことはやらなくていいのです。
褒めたくないのに褒めなくていい。
聞きたくもない話を聞くのは時間のムダ。
僕からすれば、褒めてくれる人ありがたいけど、分かり合える人の方がずっとずっと貴重。
貴重すぎて、もうそれだけで感動するわ。。
稀有。
73億6千人いるんだがなぁ人類。
相手を褒めてる、相手の話をよく聞いてるのに、どうしてフィーリングがあう人と出会えないのだろう??
そんな風に感じてる人は、会ってる人が間違っているのです。
時間とエネルギーの無駄遣い。
そんな風に、自分ががんばらないと成り立たない関係が心地いいなら、そのまま続ければいいけれど。
居心地悪いなら、手放していいのです。
多くの人が悩み、実際に病気になる原因は人間関係。
分かり合える人は会えばすぐにわかります。
そして、二、三個言葉を交わせばもう完璧。
そういう人と出会えてないと感じるなら、それはムダな人といるから勘が鈍っているのです。
ここは、本当にわがままに選んだ方が『お互いのため』にいいのです。
我慢していると、声にその我慢がのっかります。
すると、喉を締め付けてしまうので喉が枯れやすくなり、うまく響かなくなるのです。
声にはその人の全てが現れているので。
来週23日水曜から11月相川陽介日本レッスンスタート。スケジュール詳しくは↓
http://ameblo.jp/voice-artist/entry-12218745456.html