【ミニスカ年齢制限は。】
「わたし、子供の頃にお姫様になりたかったんです」
「はあ」
「大人になったらもう成れないですよね?あと、セーラームーンにも憧れてて、アイドルにもなりたかったんです」
「はあ」
「いい歳してそういうのって恥ずかしいことですよね。」
「つまり、アイドルかお姫様になりたいってことだね?」
「ええーーそ、そんなことありませんよっっ!?ちがいますーーちがいますーーーグフフ」
「よだれが出てるよ」
「わたし、頭おかしいですかね??」
「いや、それでいいと思うよ。ある門下生が言ってたんだが、将来の夢は嵐のさくらい君と結婚することだってさ。」
「おおぉーーすごいですね。その方はお若いんですか?」
「51だったよ。もう五年間のことだけど。」
「おおおーーそれは!わたしは40ですか、まだまだいけるような気がしちゃいますね」
「本人は本気みたいだったよ。超元気なマダムでね、息子も25歳だったな。毎朝、さくらい君のポスターにキスしてから出かけるんだってさ」
「すごい・・・」
「そういう夢を見ながら生きてると輝き続けられるんじゃないかね。女性は女を捨てるとオバさんになっちゃうからね。女性としての特権を最大限活用し続けるためには、綺麗でいることが必要だね。」
「はあ。でも、その方はもともと綺麗だったんじゃないですか?」
「うん。元々、客室乗務員さんだね。」
「わたしはブスだしデブですからムリじゃないでしょうか・・・」
「なら女を諦めてオバさんとして生きれば?」
「・・・いやだ、いやですいやです!私だって綺麗になりたいです!可愛いワンピとかアクセサリーで着飾って、金髪で青い目のイケメンと手を繋ぎたいです!!」
「うむ。その勢いでエステへgoだ。」
「エステに行けばいいですか?ボイトレは?」
「エステの次は美容室とブティックへgoだ。」
女性のお姫様願望と、男性のヒーロー願望というものがあるようです。
異性から見ればバカバカしく見えるものですが、それが本人のモチベーションになるので、活用すればよいのだと思います。
60歳超えたおじさんがキャデラック乗りたいとか、60歳のマダムが20歳下の彼氏ほしいとか。
ある関西にお住いの紳士は80歳になられた時に、これから100歳までにやりたいことを楽しそうにお話しになってました。
ある九州のマダムは60歳の時に、沖縄で水着で泳いでました。
ある東京の友人の歌手は、60歳の時にライブで膝上20センチのミニスカで歌ってました。
肉体年齢と実際の年齢には違いがあるので、その時やりたいと思ったことをその時すぐに実現するのが一番。
躊躇してるうちにタイミングを逃すと後悔だけが残るわけで。
いい声の出し方をしてきた人は、年を取っても張りのある明るい声をしています。
さらに、年齢と経験を重ねたことによる深みが増して、味のある表現ができるものです。
一方、誰か自分でない人になろうとしてきた人や、消極的に望みを押し殺して生きてきた人の声は、年をとればとるほど暗く重く、または調子外れの甲高いものになってしまうものです。
自分の声を愛して認めて受け入れると、声は本来の輝きを取り戻すのです。
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