「あの、今日はブログで○○さんの記事を読んできました」
「おぉ、それはありがとう。素晴らしいよね」

「はい。それで、今日はお聞きしたいことがあってきたんですが」
「お、それは珍しいね。ここのところ、『会いに来ただけで、聞きたいことありません』っていう人が増えてね。」

「そ、そうなんですね。あの、実は・・・私もそうなんですけど」
「・・・かまわないよ」

「あの、私ってどうすればモテますか?」
「わっっぷ、唐突だね」

「はい、そろそろ子どものこと考えると、結婚したいんですよねー」
「そうは見えないんだけど・・・」

「え?どういうことですか」
「とても、子育てしたいとか結婚したいっていう風に見えないってことだよ。」

「いやいや、したいですよー!あ、も、もしかして私って結婚できない運命なんですか??!がーーん」
「いや、んな運命ないって。結婚したけりゃだれでもいつでもできるよ。そういう意味じゃなくて、モテたいって言ったよね。どうも、女性でモテたいっていう人は既にかなりモテるから、自分の好きな人にモテたいんですっていう意味な気がするがね」

「あ!そうです!そうそう。正直どうでもいい男からはモテるんですよねー。今日も来る途中で声かけられました。無視しましたけど」
「だろうね・・・。」

「え、どういうことですか?そういうオーラが出てますか?」
「でてるね。」

「ええっホントにっっっ」
「やっぱ、本人の現実に起こってることは、本人が望んだことなんだと思うよ。口で言ってるをはじめとして、心の中で信じてることが現実化するからね」

「そうなんですか」
「だから、本音を言った方がいいよね。それ見栄でしょ?正直、男の子って、見栄えがよくてスペックが高ければ可なんでしょ?昔からそうじゃなかった?踏み込んでこられるとめんどくさくなるんでしょ?」

「うっ・・・なぜ昔のことまで・・・」
「恋愛のパターンはよほどのことがない限り変わらないから。むしろ、男の子と一緒にいる方がラクだし楽しいしすぐに打ち解けられるわけだよね?夢ややりたいことの話をして盛り上がってる時が一番楽しかったんじゃないの?」

「うわっっそれってなんでわかるんですか!!!!!すごっっ。そうなんですそうなんです。学生時代に、サークルの仲間のうちに集まって朝までずっと話してた時間、最高でした。ああいう時間がすごく幸せなんです」
「そういう風に思えるって、けっこう幸せなことだと思うよ。情熱を傾けてやりたいことがあるって、貴重だ。」

「わかります?そうなんです。学生時代から夢があって、就職の時に一度あきらめたんです。その時に夢をかなえるのが怖くて、でも、なんだか胸の中にずっとずっとあるものだから。」
「それ、我慢しなくてもいいぞ」

「我慢してますかね?」
「・・・」

「もう間に合わなくないですか?」
「いや、今なら間に合うぞ。」

「・・・ほんとですか」
「ほんとです。しかも、それに取り組んで、いろんな人を巻き込むと、愛し合えるパートナーが現れることになっているよ。」

「うっそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「ホント」


東京と大阪と福岡は統計的にみて、結婚適齢期の女性があまっている街だそうです。

反対に男性があまっているのは秋田や山形など農業地域らしく。

ヨーロッパでは、10年とか15年とか付き合っても結婚しないで一緒にいるカップルや、30年連れ添って子供が2人いるカップルが事実婚とか、日本ではまだまだイメージしずらいようなことが一般的です。

シンガポールにいくようになって気づいたんですが、あの町は共働きファミリーに優しい。
ベビーシッターさんやお手伝いさんを家に雇うのが一般的なので、夫婦共働きのデメリットがほとんどないのです。

東京都心で結婚して子供育てるとなると、保育園は空きがないし、両親は遠くて子育てに協力しずらい、おまけに会社は残業ばかりで家にいえれない、家は狭い、などなど。

どう考えても出生率上がらないよね・・・日本。

むしろ女性個々人としては、この平成の世の中は、エンジョイするのが一番賢い選択だなと思います。

やりたい仕事を楽しみ、恋を謳歌すること。

一昔前までは勇敢なココシャネルしかできなかった生き方ができる時代だから!

それに、日本ではばりばり働きたい男性もどんどん数が減っているので、女性が稼いで男性が家を守るというのは大いにアリ。

固定の価値観にとらわれてもいいことない。

自分の本心を声に出すこと。