2009年ころのこと。
地下鉄にのったときに、やけに警官が多い。
丸の内線も、日比谷線も、また街中にも警官がうろうろしていらっしゃいました。

なに?テロ?

答えは、オバマ大統領の来日!


オバマ大統領が来日することは新聞読んで知っていましたが、どうりで都内は厳戒態勢。


さて、オバマ大統領といえば、声の芸術家ブログにも度々登場していますね。


かなり長文になってますが、興味ある方は読んでみてください↓


『オバマ大統領に学ぶ、発声とスピーチ法 その1の巻』
http://ameblo.jp/voice-artist/entry-10368988978.html

『オバマ大統領に学ぶ、発声とスピーチ法 その2の巻』
http://ameblo.jp/voice-artist/entry-10368989537.html#main

『オバマ大統領に学ぶ、発声とスピーチ法 その3の巻』
http://ameblo.jp/voice-artist/entry-10368990522.html#main



なんせ、声がいいのと、スピーチがすごいのと・・・
大変、参考になる声です。

一方で、2009年当時鳩山さんの声もカンタンながら記事にさせてもらってますので参照↓


『日本の首相、鳩山首相の演説に学ぶ声の出し方、その1の巻』
http://ameblo.jp/voice-artist/entry-10377625157.html

『日本のリーダー、鳩山首相の演説に学ぶ、声の出し方その2の巻』
http://ameblo.jp/voice-artist/entry-10378094579.html#main



鳩山さんとオバマ大統領で、共同記者会見をされてる映像をみました。


鳩山さんは、戦後の首相の中では最も背が高い177センチ。
しかし、やっぱりアメリカ人のオバマ大統領187センチに比べるとちょっと小さく見えます。


まぁ、172センチの僕からみると、二人ともでかい(笑)


ちなみに、声の高さと身長というのは比例関係にあるものです。
普通、背が高ければ高いほど、声は低くなります。
声を発生させている声帯の筋肉の長さによって。

それで、犯罪捜査で行われる声紋解析によって、犯人のおおよその身長が割り出されたりします。
例外はありますが!



さて、共同記者会見のときの両者の声を比較してみましょう!
ニュース動画がないので、お見せできないのが残念ですが。


両者とも、かたり、ゆったり口調で、静か目に、マイクから30センチ程度離してお話になってました。



オバマ大統領が、演説をしているときの声の高さに比べると、記者会見のときの声はかなり低め。
高さでいうと、ドレミファソラシドの、下のミくらいでしょうか。
演説のときはファからラ、最も盛り上がるところではドくらいの高さで発声されているので、
今回は低かったです。


しかし、低音、相当響きますね。
英語という言語の発声の違いもありますが、記者会見を報道しているアナウンサーさんの声や
他の出演者の声と比べると歴然。


一方、鳩山さんのほうは、ドレミファソラシドの、ファからミくらいだったように思います。

以前書いた、首相の演説時の発声とほぼ同じ。

裏返りそうな不安定感、浅めな響き。


がんばってくださっている感じは伝わってくるのですが、あぁ、いかんせん、もっとパワーのある
安定感ある発声をしていただければと思ってしまいます・・・


いかんせん、横に立つオバマ氏と比較してしまうと・・・



とはいえ、鳩山首相が、毎日の業務で御多忙なのは承知。
新聞に「首相の一日」という欄が毎日なくらいですから!



ちょっとした、発声の工夫をしていただければ、少し変化がでるのではないかと思います。
首相に限らず、ものすごく多忙で、とても長期的にヴォイストレーニングをすることなんてできない!という方にオススメです。



それは、


1、下腹部の筋肉の強化


2、発声できる最も低い声の確認


3、軽いウォームアップヴォイスエクササイズ




この三つ。


1.まず、下腹部。
「気」でいう、「丹田」の辺りの意識が最初です。
おへそから5センチくらい下の辺り。


ただ、意識だけでは弱いので、実際にその周辺の筋肉を強化することが必要です。

どうすれば?


①そこの周りの筋肉を、背中の方に引き上げるようにきゅっとします。


②きゅっとしたままキープ。5秒


③力を緩める


この、①②③を、3分間ほど繰り返します。
この部位の筋肉は小さな筋肉なんで、これくらいの負荷・短い時間を毎日繰り返すだけで充分のように思います。




2、一番低い音の確認。
男性でも女性でも、自分が出せる一番低い音というのが、一番肋骨を響かせることができるようです。


話し声では、頭骨より肋骨。


肋骨がしっかり響いている音と、そうでない音はかなり、聞こえる感じが違います。


まずは、自分が出せる一番低い音を出して、肋骨の響きを確認しましょう。




そして、3のウォームアップ。
2で書いた、肋骨の響き、これを最大限増幅して「いい声」にするためには、肋骨の周りの筋
肉のリラックスが重要です。


胸の周り、そして肩、首、背中。



ここをゆるめるためには、朝に20分程度お風呂に浸かることや、相川がよくやっているヴォイス
ワークアウトが効果的です。

朝に10分程度時間を作れる人は、下半身のストレッチも効果的。





と、ものすごく多忙な人のための、これだけやって!声の出し方の話でした。


とはいえ、ものすごく忙しくなってからは、なかなかじっくり自分と向き合う時間の確保が難しいもの。
上記した声のポイントは対処療法なんで、根本的に声を磨いていくには時間が必要です。


ものすごく忙しくなるということは、それだけ世の中に求められているということかと思います。
そういう、世の中に求められる人財として活躍する意欲があるリーダーは、忙しくなる前から
声の準備を始めていただきたいものです!


僕のところにも、1年半かけて声を磨いてこられている、国際的に活躍されている方がいます。
当初は、高い浅い発声だったのが、こつをつかまれてから大きく変わりました。
今では、基礎発声だけでなく、落語やスピーチを使った表現力トレーニングを中心にやっています。

彼は、まるで有名なリンカーン大統領のような声になってます・・・



とはいえ、千里の道も一歩から。
「将来、自分は確実にリーダーとして活躍する。そのために、リーダーとしてふさわしい声にしておきたい」
という真剣な方は、まずはDVDからトレーニングを始めてみてください。


(2016年2月 相川)
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「世界中を飛び回る仕事をしていて、自分の声としゃべり方を改善すればもっと稼げることが分かっているが、イマイチ、『この人に習いたい』というのが居ない」
 
◆01 オープニング
◆02 声が良くなる4つのステップ
◆03 声とは何か
◆04 良い声を出すために重要なこと
◆05 声はどのように増幅されるのか
◆06 図解 声が良くなる4つのステップ
◆07 体の使い方 ボイスワークアウト
◆08 呼吸 ブリッジブレス 
◆09 呼吸 アルマジロブレス
 
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