パレルモ・モンレアーレ教会。こんにちは相川陽介です先日のシチリア旅行の一コマ。パレルモのモンレアーレという場所。かつて、フェデリーコ二世という皇帝が地中海世界にいた時建てられた教会で有名。日差しがとても眩しい。市内からバスで40分ほどか鮮やかで美しい。壁には旧約聖書と新約聖書のストーリーが描かれている。このモザイクは逸品。中世の後期の建築なのだが、遊び心を感じさせる。イタリアフィレンツェで生まれたルネサンス運動は、ここ、パレルモで種ができたようだ。フェデリーコ二世は開明的な君主で、神聖ローマ帝国の皇帝というキリスト教徒のトップに関わらずアラビア語を話すことができた。つまり、子供の頃から宗教の垣根を越えた価値観を持っていた。おもしろい人物だったようだ。