【話が上手いということへの疑問】


コミュニケーション能力が高い人は人に好かれやすくて、恋愛や仕事がはかどりそうだ。

恋愛と仕事がはかどることは、人にとっての幸せの形の一つだろう。

また、就職活動において、コミュニケーション能力の有無はとても重要な要素だろう。

アーティストは、自分の持っているアートで自分の「メッセージ」を相手に伝えることが仕事である。



声に関わる仕事をしてきてもうすぐ9年目になろうとしているらしい。

日本にはたくさん「話の上手な人」がいる。

聴衆を笑わせたり、感動させたり。

人を感心させたり、人を動かすことが上手な人がいる。

そういう「話が上手な人」たちが成功している様子をみてきて。



急に虚しさを覚えたのが2012年のことだった。



コミュニケーションのイロハを最初に教えてもらったのは2003年のことだった。

その時は本当に新鮮で、純粋に感動した。

世の中にこんなにも聞いてもおもしろい話し方があるなんて。

いつまで聞いていても飽きない。

心から憧れて、いつかそんな風に話せるようになりたいと思った。

だから、毎日がんばって練習した。

営業マン時代は、周りの先輩たちと営業ノウハウ本を片手に必死で実践した。

家電量販店でパソコンモニターや光ファイバー、それにクレジットカードの勧誘もやって実践した。

声の仕事で独立してからは、とにかく舞台の数を積んで実践、実践、実践の日々だった。

いろんな人の力を借りてトークを見て実践して学んだ。




「話が上手い」ことは、確かに有利な能力だ。

だから虚しくなったのだと思う。

「話が上手い」人は、自分にも他人にも嘘をつくのが上手だ。

その「自分にも」というところが痛々しい。

自分を欺くのは気持ちいいこととは言えない。

だから、人に見えないところでその罪悪感に苦しむ。

でも、他人はその人が「話が上手い」から、中身のない内容でも信じてしまう。

添加物まみれの食品パッケージのようなものだ。

本物は常にシンプル。

言葉、行動、在り方が一致している。

信頼とは、言葉と行動で、それを生むその人の「在り方」なのだと思う。

口下手でも、中身のあることをやっている人の方がよっぽど信頼できる。

それを踏まえた上で、ヴォイストレーニングというものに関わってきたし、これからも関わって行くだろう。

という気持ちで、5月に日本でコースを開催することにした。



【話が上手いということへの疑問】


コミュニケーション能力が高い人は人に好かれやすくて、恋愛や仕事がはかどりそうだ。


恋愛と仕事がはかどることは、人にとっての幸せの形の一つだろう。

また、就職活動において、コミュニケーション能力の有無はとても重要な要素だろう。


アーティストは、自分の持っているアートで自分の「メッセージ」を相手に
伝えることが仕事である。



声に関わる仕事をしてきてもうすぐ9年目になろうとしているらしい。

日本にはたくさん「話の上手な人」がいる。

聴衆を笑わせたり、感動させたり。

人を感心させたり、人を動かすことが上手な人がいる。

そういう「話が上手な人」たちが成功している様子をみてきて。




急に虚しさを覚えたのが2012年のことだった。




コミュニケーションのイロハを最初に教えてもらったのは2003年のことだった。

その時は本当に新鮮で、純粋に感動した。

世の中にこんなにも聞いてもおもしろい話し方があるなんて。

いつまで聞いていても飽きない。

心から憧れて、いつかそんな風に話せるようになりたいと思った。

だから、毎日がんばって練習した。

営業マン時代は、周りの先輩たちと営業ノウハウ本を片手に必死で実践した。

家電量販店でパソコンモニターや光ファイバー、それにクレジットカードの勧誘もやって実践した。

声の仕事で独立してからは、とにかく舞台の数を積んで実践、実践、実践の日々だった。

いろんな人の力を借りてトークを見て実践して学んだ。



「話が上手い」ことは、確かに有利な能力だ。

だから虚しくなったのだと思う。

「話が上手い」人は、自分にも他人にも嘘をつくのが上手だ。

その「自分にも」というところが痛々しい。

自分を欺くのは気持ちいいこととは言えない。

だから、人に見えないところでその罪悪感に苦しむ。

でも、他人はその人が「話が上手い」から、中身のない内容でも信じてしまう。

添加物まみれの食品パッケージのようなものだ。

本物は常にシンプル。

言葉、行動、在り方が一致している。

信頼とは、言葉と行動で、それを生むその人の「在り方」なのだと思う。

口下手でも、中身のあることをやっている人の方がよっぽど信頼できる。

それを踏まえた上で、ヴォイストレーニングというものに関わってきたし、これからも関わって行くだろう。


ということで、5月に日本で開催するコースの話へ。



ヴォイスアカデミア『話し声コース 中級クラス』を開講します。



「セミナーや講座を開催するので、話し声と話し方を上達したい」

「想いが伝わる声を手に入れたい」

「トークをさらに上達したい」

「ノドが疲れやすいので、もっと効率よく声が出るようにしたい」

「カツゼツが悪いと言われる」

「自分の声にコンプレックスがある」

「カウンセラーとして相手の気持ちを引き出す話し声を手に入れたい」

「話のプロとしての技術を高めたい」


という要望に応えて。


人と話すのは結構好きだし、話を聞くのも好き。

自分のやりたいことは人とのコミュニケーションだと思う。

声について専門的にレッスンを受けたことはないけれど。

話すことをお仕事にして成功している人にあこがれる。

一言一言で、会場がわっーーっとどよめく。

参加者が、笑い、泣く。

人柄がひしひしと伝わってくる。

一言一言が本当に深い。

時にお笑い芸人みたいに、時にお坊さんみたいに、時にお父さんのように、時に恋人のように。

まるでお芝居を見ているようなドラマチックなトーク。

あんな風に話せたらいいけれど、逆立ちしてもできる気がしない。

自分らしいスタイルの話し声、話し方なんてあるのだろうか。

人まねでない、自分だけの・・・


様々な声があるかと思います。



相川も今となっては話し声・話し方をお褒めいただくことが多くあります。

そして声の芸術家としては歌、朗読を中心に活動しています。

ヴォイストレーナーとして、日本全国4000人の声に関わってきました。

でも元々、声は自分にとってコンプレックスだったのです。

高校時代、剣道部だったのですが、あの独特の掛け声がでず。

元々、低音で通りにくい声質。

剣道の先生から「相川!もっと腹から声をだせ!」と叱られても、出ないものは出ない。

すると、周りの生徒から自分の話し方と声を馬鹿にされるようになり。

すっかり声を人に聞かれることが怖くなって、人と話すのが嫌になってしまったのでした。

変化が訪れたのは、大学生になったある日。

ある授業の時、課題を発表する時間がありました。

発表を終えた時に教授から
「内容はまったくだめだけれど、声がいいわね」
と褒められる。

完全にコンプレックスだった声を初めて人から褒められた経験は自分の人生を一気に変えました。


その後、ある経営コンサルティング会社に見習いで入社し様々なコンサルタントさんのトークを間近で観察しました。

そこで、起業するためには営業力が必要だと痛感し、歩合制のセールスの会社に転職して何千万円と稼ぐスーパーセールスマンを観察しました。

どのような仕草で、どのような言葉を使って、お客さんと話しているのか。

毎日毎日、必死になって観察していたら、やる気を認められて可愛がっていただきました。

スーパーセールスマンたちは一人一人、全くと言っていいほどスタイルが違いました。

よくしゃべる人もいれば、寡黙な人もいて、知的にロジカルに話す人もいれば、情熱的にしゃべる人も。

そして、善意で仕事している人もいれば、人を騙すことに悪意を感じない人も。

声と話術も、どういう人格・動機で使われるかなのだなと学んだのでした。


そして、2006年についに声の芸術家として起業。


実戦経験が第一だと考えて、最初の年に100回を超える公演をやりました。

同時に、麹町にある俳優養成所に通い始め、声の表現について学びました。

また、NHKの元アナウンサーさんから朗読について教わりました。

「朗読のコツは、お客さんとのコミュニケーションなんだよ」

この言葉を、実際の公演の中でよく痛感しました。

2007年に話し声をヴォイストレーニング開始。

世の中になかったので、評判が広がりどんどんレッスンをする回数が増えました。

企業での研修や、大学・専門学校で授業もあり。

一流といわれる講演家の話し声・話し方の分析もやりました。

一流といわれる話し手には四つのモデルがあることがわかりました。

2010年に全国64万部の雑誌にカラーで紹介されてからいっきにレッスンが増加。

2011年からは全国でヴォイストレーニングを開始。

さらに本場イタリアのヴォイストレーナーにマンツーマンで師事。

日本とイタリアを往復。

そして2014年にイタリアへ移住、今に至る。


さて、その経験値を元に生まれたヴォイスアカデミア。

話し声コース中級クラスとして次のプログラムを用意しています。


・第一回『自分の声を深く知る』
まずは自分の声がどのような印象を与えているかを客観的に知ります。
本来ラクに声を出した時にどのような声なのか。
そして、どんな話し方が自分にあっているのかを選択します。

・第二回『声がよくなる仕組みを知る』
闇雲に大声をだしていても、効率の良い声の出し方は身につきません。
身体と声のメカニズムに基づいて、順を追って本来の声を成長させます。

・第三回 『自分らしい心地よい声の出し方を知る』
ラクに通る声というのは、力で思いっきり出す声とは違います。
骨の響きを活かし、声帯に負担をかけずに発声することを習得します。


・第四回 『相手の心に響く声と言葉を選択する』
声はコミュニケーションであり、相手と状況によって変化させる必要があります。
どのような状況にも対応できるよう、声の表現力の幅を広げるトレーニングを行います。
そして、聞き手の立場にたった言葉の選択方法を学びます。


・第五回『自分スタイルの話し声・話し方を創造する』
これまでの成果を踏まえて、改めて一人一人お話いただきます。
受講前の声と話し方が抜本的に違ったものになっているのを体感します。


全五回、合計12.5時間で話し声と話し方をドラマティックに変化させる講座。

400を超える公演経験と、4000を超えるレッスン、そして声の学びのための1000万円を超える投資。

その集大成の一つであるこの講座を、必要としてくださる方に届けるため、79,000円で受講いただけるようにしました。

初めての開催となる5月、意欲のある方との出会いを楽しみにお待ちしています。


(文・相川)



ーー【ヴォイスアカデミア 話し声コース 中級クラス】ーー


◆日時場所

・東京 恵比寿近辺
5月14日(木)、5月15日(金)
6月16日(火)、6月17日(水)、6月18日(木)
19時~21時半



・福岡 天神博多近辺
5月23日(土)、5月24日(日)
6月4日(水)、6月7日(日)、6月12日(金)

平日19時~21時半
土日14時半~17時

※会場の詳細は受講者にのみ連絡いたします。


◆プログラム全五回 各2時間半 (計12.5時間)


・第一回『自分の声を深く知る』 
声診断を受ける
声の印象フィードバック

☆☆以下は毎レッスンで実施する固定メニュー
下半身ストレッチ
グラヴィティフォール
ブリッジブレス
アルマジロブレス
ベルカント発声「リップロール」
ベルカント発声「ドレミファソファミレド」
滑舌「あめんぼ赤いな」
課題「感動したこと一分間スピーチ」
☆☆

レッスンの振り返り


・第二回『声がよくなる仕組みを知る』 
声がでる仕組みについて学ぶ
声がよくなる四つのステップについて学ぶ
呼吸全般について学ぶ
忠犬ハチ公トレーニングを習得する
黒猫ジジトレーニングを習得する
呼吸と発声をつなげる
☆☆固定メニュー
レッスンの振り返り


・第三回 『自分らしい心地よい声の出し方を知る』
ベルカント唱法について学ぶ
各母音の発音を学ぶ
表情筋トレーニングを習得する
☆☆固定メニュー
レッスンの振り返り



・第四回 『相手の心に響く声と言葉を選択する』
心理コミュニケーションの概要を学ぶ
課題「私が人生で表現したいこと3分スピーチ」
☆☆固定メニュー
レッスンの振り返り


・第五回『自分スタイルの話し声・話し方を創造する』
課題発表
フィードバック
まとめ


◆募集人数
各20名限定

◆受講費


一般 79,000円
門下生割58,000円


※税抜き価格
※お支払いはお振込みのみとさせていただいています。
※門下生割引の対象は、既に入門料をお支払いただいてレッスンを受講している方です。


◆注意事項
・代表相川への質問はすべて講座受講中のみお受けいたします。
・受講者同士の人間関係構築については節度を持って各自の責任で行ってください。
・講座外でのトラブルについてはソラオトは一切責任を負いかねます。
・受講者本人の意志と努力を応援するものですので、ご自分で主体的に行動される方のみ受講ください。


◆キャンセル規約
・お振込みいただいた後にキャンセルされても返金はいたしかねます
・受講中受講後の返金もお受けいたしません


◆お申込み
案内文をよくお読みいただいて趣旨に賛同いただいた上、お申込みフォームからお申し込みください
https://39auto.biz/soraoto/touroku/entryform31.htm