こんにちは!
声の芸術家です。

恵比寿に戻ってきました。

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自宅は落ち着く。

明日は、蒲田あぷりこホールで初夏公演です。

当日は、七時半開演、七時から会場にはいれますので、お仕事帰りにゆったりどうぞ。

当日券はB席3000円であります。

お申し込みは、こちらのサイトからどうぞ!
『6/16天翔ける声ホームページ』
http://aikawayohsuke.com/2011/summer/


明日のプログラムは、、、



●日本剣道型 剣舞 
 日本の魂、武士道―。静寂を切り裂くように舞う剣で、初夏公演が今幕を明けます。
 きらめく刀の美しさをご覧下さい。

●朗読:枕草子より「夏は夜」
 短い文章に込められた日本の初夏の美しさ。
 1000年もの昔から、愛され、歌われてきた日本の夏夜。
 闇夜に舞う蛍のような幻想的な世界を、ピアノの音色とともにお楽しみ下さい。

●ピアノ独奏:ドビュッシー「月の光」 (ピアニスト 小島洋子)
 言わずと知れたドビュッシーの秀作、月の光。
 感情豊かに仕上がったこの作品は、人妻ヴァニエに対する熱情から生まれたもの。
 当時、若干18歳だったドビュッシーは、高いロマンティシズム、センチメンタリズムを持つこの曲に、溢れるような愛を込めました。
 一説では、ポール・ヴェルレーヌの美しい恋の詩にイマジネーションを受け、この曲を作ったとも言われています。

●一人乗りツッコミ劇:中村屋
 宮藤官九郎率いるロックバンド、「グループ魂」による抱腹絶倒コント。
 歌舞伎俳優、九代目中村屋花座衛門が、結婚式でスピーチをしている時の一コマ。
 本来ならば、10人程度でがんばりますが、本日は特別に一人でこなしてしまいます。
 笑っては、イケマセン。

●「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
 マスカーニによる歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」中の間奏曲。
 その甘美な調べには、後に歌詞が付けられ、「マスカーニのアヴェマリア」としても広く知られています。
 原作では、若く貧しい男トゥリッドゥと、彼の元許婚者であった人妻ローラ、ローラの亭主アルフィオとの関係が描かれています。

●オペラ・トスカより「妙なる調和」
 ジャコモ・プッチーニによるオペラの傑作、トスカ。
 教会の壁画を描く画家、カヴァラドッシが歌姫である恋人トスカに捧げたアリアです。
 美しい栗色の髪、吸い込まれるような黒い瞳。。
 天空を駆けて行くような声が求められるこの作品を、「天翔る声」とともにお楽しみ下さい。

●オペラ・イルトロヴァトーレより「ああ、美しき人よ」
 ジュゼッペ・ヴェルディの傑作の一つ、イルトロヴァトーレ。
 音楽の美しさが映えるオペラの最高傑作とされていますが、実は難曲中の難曲です。
 美しい一夜、吟遊詩人であるマンリーコが、女官レオノーラに捧げた不滅の愛の歌。
 やわらかい口づけのようなラストは、必聴です。

●カンツォーネ「タイム・トゥ・セイグッバイ」
 サラ・ブライトマンが歌い一躍有名になったこの歌は、もとはイタリアの歌手アンドレア・ボチェッリによる「コン
 ・テ・パルティロ」というもの。
 別れのイメージが強い歌ですが、実は原題は「君とともに旅立とう」という意味。
 イタリアの美しい海辺の町で、これから始まる愛をイメージして下さい。
 ラストのロングトーンを、「天翔る声」に乗せて。

~休憩~

●朗読「最終兵器彼女」前半
 「いいひと。」で知られる高橋しんによる「この星で一番最後のラブストーリー」。
 主人公である「シュウジ」が、「ちせ」を想う、ぎこちなくも素直な気持ちを淡々と描いています。
 どんな状況でも、自分の大切な事にひたむきに向き合うこと、それこそが一番大事な事。
 震災後の今、皆様に届いてほしい作品です。

~休憩~

●朗読「最終兵器彼女」後半

●エンディングソング「美しきもの」
 自らを「幻想楽団」と称し、物語性のある音楽を作り出すグループ「Sound Horizon」による楽曲。
 ともに過ごした時間を振り返るための歌です。
 シンプルで美しいメロディが、皆様の心にも残るはず。





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