ボンジョルノ!
声の芸術家です。
ボローニャは午後2時です。
日本は夜??
昨日は、モデナの街にいってみました。
モデナmodena の街並み。
こちらも古い町で。
フェラーリでも有名ですね。
画像が反対になってます(笑)
いやーーー
一つの画像をアップするのに、10分くらいかかるんです(笑)
日本、韓国は、光ファイバー普及率が世界でも高水準とのこと。
イタリアも、ローマなら結構あるようです。
modenaの街の中心にある教会。
ヨーロッパの街づくりというのは、基本的に、町の真ん中に教会があって、それの周りにぐるっと市街地が構成される。
それも、元々は、古代ローマ時代に、ローマ人たちが、軍団基地として建設したことから発生していることが多いようで。
下記は、ボローニャのmedieval museo, 中世博物館にある楽譜。
写真でみると大きさがよくわからないですが、A3サイズ×2くらいでかいです。
これは、まだ印刷技術ができる前のものですから、全部手書き。
僕らが、別にきにしてないこと、当たり前なことって、実は、先人がすっごいがんばって作ってくれたものだったりするんですね。
こちらは、ローマ街道沿いにある、tomb。
古代ローマ人の考え方では、お墓は、
1、みなの目に付く道沿い
2、別荘の庭にひっそり
に作ることが多かったようで。
そして、愉快な言葉を墓石に刻んでいたそうで。
「道行く旅人よ、そんなにいそいでどこへいくのですか?どうせ最後にはあなたもここにくるのですよ」
など!
ぜひ、真似したいものです!
そう。
もう一つ。
古代ローマ時代と、中世を分けるわかりやすい基準のひとつに、彫刻品の質があります。
写真でみせれるとてもわかりやすいんですが、ないんで、ムリです(笑)
カンタンにいうと、古代ローマ人が作った彫刻品は、すごく写実的。
ルネサンス以前の中世の彫刻品は、人間味がなく、置物的。
しょぼい(笑)
なぜ、そんな違いが生じるかというと、時代背景によるようで。
1、キリスト教の普及
⇒キリスト教は一神教のため、裸体が多い美しいローマの神々の彫刻を許さない。
キリスト教の神は、超越した存在のため、写実的に作ってはだめだった。
2、安全が保障されない状態。
⇒じっくり腰をすえて彫刻できない環境。様々な蛮族が進入してきた。さらに、重税になった。
これは、観ると、ものすごく違うので、実感します。
安全保障、というのは、ほんっと、ものすごく大切なことなんですね。
そして、自由を許容されるということの価値!!!
これも、すごいことです。
イタリアの諸都市は、基本的に、城壁があります。
ローマにすら。
ボローニャにも。
身を守る、ということが、最優先になるのも、当たり前。
日本はその点、ほぼそういう意識ないですね。
蛮族の侵入っていっても、蒙古襲来とか、黒船、ロシアとか。
海をまたいで、です。
陸伝いだったら、我々の国民性も、ぐっと違うものになってたでしょうね。
by相川陽介