こんにちは!
恵比寿の話し方ボイストレーニング、ソラオトの相川陽介です
。
先日、押切もえ氏が言っていました。
『私は、侍みたいな生き方にあこがれます!』
ぶしーーーーーー。
ブシーーーーーーーーーーー。
さむらい。
確かに、多忙なスケジュールの中で動き回っていても、周りへの気配りと、自己鍛錬に余念がない彼女を見ていると、そんな気がします。
色々な方にこのブログを読んでいただけて光栄です♪
サムライみたいに生きたいでしょうか??
恐らく、男性の方で、歴史小説を読まれるのが好きな方は、そ
んな風にいきたい!とあこがれるかもしれません。
相川自身、サムライという生き方には、尊敬するところ多く。
しかしながら、本当に、大変な生き方だなあと思います。
今、改めて、新渡戸稲造著『武士道』を読み直しています。
イタリアに行く前に。
声について言及するならば。
サムライ、武士は他言をすることなかれ。
という一節があります。
つまり、しゃべりすぎるなということですね。
これは、現代でも大切だと思います。
楽しい雰囲気、明るい雰囲気、元気な雰囲気を作ること演出す
ることには、たくさんしゃべってハイトーンでハイテンポで。
お笑い番組なんてそうですね(笑)
みんなよくしゃべらないと、そういう番組にならない。
その影響なのか、そういう「お笑い」のしゃべり方がスタンダ
ードで育ってしまうのも、無理もないことです。
若い方。
先日、関東学院大学の学生さん対象にボイストレーニングさせ
ていただきましたが、その時の要望でも、
『ちゃんとしたしゃべり方ができない』
『真面目に話す場なのに、ついなれなれしくなってしまう』
という悩みを持っている学生さんが多くいました。
相川家は、親父が厳しかったので、それはありえず(笑)
では、武士道に倣って、無言でいること??
というのは、違いますね。
『武士道』の中に、武士は感情表現が苦手なのか?という話が
あります。
実は、そうではない、と。
短い言葉の中に、多くの想いをこめる達人が、武士だったので
す。
万葉集の時代から、上流階級の雅人、もののふは、和歌をたし
なむ習慣がありました。
これは、現代人が英語を勉強するようなもので、一種の必須教
養だったのです。
なわけで、合戦の最中に、敵方の大将と大声で和歌を交換しあ
うようなこともあったようで!
すごいな。
明治維新後もその習慣は生きていて、特に、日露戦争時、旅順攻略に功を立てられた乃木大将の漢詩など、非常に有名です。
つまり、他言は無用であるけれど、短い言葉の中に、万感の情をこめるということが、武士道的なコミュニケーションということになるのではないのでしょうか。
とはいえ。
男性からみると、まったく無駄に感じられてしまう、喫茶店でのおばさま方のデカイ声での会話(笑)
それはそれで、本人の健康にはとてもいいわけで。
若くいられますし。
『短い言葉の中に、色々な気持ちをこめて話す』
ということ、ぜひ、お試しくださいね!
by相川陽介
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○押切もえオフィシャルブログ『Moe mode』
http://ameblo.jp/moemode/entry-10589471699.html
○シティリビングの記事
http://www.citywave.com/lifestyle/moe/100818/
○朗読家・クラシカルクロスオーバー歌手・ボイストレーナー相川陽介
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○『なぜ声の芸術家という仕事をはじめたのか?』
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