こんにちは!
恵比寿でヴォイストレーニングしている、声の芸術家相川陽介です。


今日も相変わらず夏な天候で、幸せな気持ちです…

夏は、特に早朝がいいです。

朝時間ヴォイストレーニングというのをやっておりますが、その時の、明治通りを自転者で走るとき。
こりゃ気持ちいい♫


朝時間ヴォイストレーニングの時間では、基本的に、
『ヴォイスワークアウト』
と呼ばれる体のワークを中心にやってます。

そして、30秒感動スピーチ、新聞リーディングなど。


というふうに、ソラオトはヴォイストレーニングの会社なので、ヴォイストレーニングをしているのですが、スピーチ力・プレゼン力を高めるには、ヴォイストレーニングだけではだめだと思います。


万能じゃないです。

ひえぇーー


だって、何を話すかも大切だから。

有名なメラビアンの法則を引用する人は、『話す内容よりも、どう話すかが大切である』という用い方をすることがほとんど。


それは、鵜呑みにすべきでないと思います。


やっぱり、本当につまらないスピーチ原稿は、がんばって工夫して読んでも、つまらないです(笑)



中身がない人、ただ話し方スキルが高いだけの人の話し。
そういう人のスピーチ、プレゼンは、確かにうまいけれど、見る人が見ればわかります。

バレるんですよね。

結局、スキルは、心の在り方をカバーできない。

逆に、心の在り方は、ある程度スキルをカバーできるんです。


話す下手だけど、たどたどしいけど、心を打つスピーチってありますよね。

そういうもんです。


さて、話す内容について。


すなわち、全体の構成については
1、ロジック
2、エモーション
この二つがあります。


いわゆる、ロジカルシンキング。論理的思考から構成する方法と、聞き手の感情を刺激するエモーショナルフィーリング。

人間、心動かされるのは感情ですが、最終的な結論を出すのは論理。


例えば結婚相手を決める時(笑)


『あのこ、すっごいかわいい!結婚しよう』


そうやって結婚する人は稀ですわ。
普通は、
『彼女はすごくいいな。でも、結婚するパートナーとしてはどうかな』
そうやって、教養、健康、家庭、性格などなどを考えるわけです。



つまり、ロジックとエモーションが融合されている内容がベストであるというわけです。



ものすごく簡単なロジカルスピーチの方法は、

『これから、新幹線が現在最も優れた移動手段であるという話しをします。それには、3つの理由があります』


です。

1 一つのスピーチには一つのメッセージ
『新幹線が最も優れた移動手段』

2スピーチの構成を数字で示す
『それには三つの理由があります』

単純ですけど、結構みんなやってないですよ。
特に、えらーいひと(笑)

眠くなるんですね…



簡単ですので、まずは身近なチャンスをみつけて実践してみてください!


by相川陽介
こんにちは!
恵比寿でヴォイストレーニングしている、声の芸術家相川陽介です。


東京国際フォーラムのカフェにて、この記事を書いています。

丸の内エリアは、緑と人工物が美しく調和していて、とても心地よいですね。


昨日、歌に使えるワザで、ということで、
『リップロール』
というヴォイストレーニング法をご紹介しました。


『ぷるるるるるるるるるるるるるr』


とやるんで、おかしなアヒルさんみたいになるんですが、すぐに鼻がムズムズかゆくなってきます。

つまり、よく頭部共鳴が起こり、鼻がすっと通るようになるわけです。
結果、歌う前のウォーミングアップに役立つ。



ニュースレターには三分でいいと書きましたが、本気で歌をやっている人は3分じゃ絶対だめですよ。

まったく足りません。

というか、リップロール、すなわちハミング系のウォーミングアップの前にやるべきことが死ぬほど一杯あるからです。



歌手は、本番を見据えて、長い期間準備についやすのです。


『ロッキー』『ランボー』で有名なシルベスタスタローンが、『ヴィクトリー』というサッカー映画に主演する際にした役作りなど、壮絶です。

ゴールキーパーの役だったということで、撮影時はプロのキーパーを使うという話だったのですが、スタローンが反対。
『おれがやる』
ということで、その日からキーパーのトレーニングがスタート。

毎日4、5時間の練習。

激しい練習のあまり、爪が割れたり、挙句に骨折。

これ以上続けたら、マネージャーから訴訟を起こされる寸前までやったんだそうです。

撮影本番には、たいていのシュートはブロックできるまで成長したとのこと。


また、『PSアイラブユー』『300スリーハンドレッド』で有名なジェラルド・バトラーは、『オペラ座の怪人』というミュージカル映画の主役に抜擢されたとき。

歌は高校時代にバンドで歌った位しか経験がなかったそうです。

主役が決まってから、専門のヴォイストレーナーについて、二年間毎日3時間トレーニングを続けたのです。

そして、撮影の時は、役者的発声ですが、本人の声で登場しています。



長くなりましたが、何が言いたいかというと、
『準備は長い時間、深くやろう』
ということです。


やっつけ仕事を続けていると、かならず転ぶ時がきますから。

転んだら転んだなりに反省して。


上記した例はかなりストイックですが、実際は夢中になって楽しんじゃってるから、気づいたら長時間やってた…

あれ、いつのまに

というのが実際の感覚です(笑)


楽しいことは、早く始めてしまいましょう!


by相川陽介


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