住宅設計にかかわる時、

先回の 安藤忠雄氏のような美しい建物から興味を覚えた建築家もいますが

住宅に対する真摯な姿勢で 大変インスパイアされたのが

宮脇 壇 という方でした。



残念ながら 1998年に若くして亡くなられましたが

幸運なことに 一度ゆっくりとお話をさせていただいたことがあります。



思えば もうすでに癌が体を蝕まれてた時期だったと思いますが

私が お話した宮脇さんは ユニークでお元気で

魅力的な 紳士でした。



奥さんがさー すばらしいシステムキッチンを入れたいって言っても

今まで おでんや味噌汁作ってる女がさ 

キッチンをいいのにしたって フランス料理がいきなり作れるワケぢゃないんだよ。


だけど、 そんな高いキッチンにするな、とはいえないのさ。


だから私は そういう夢を見てる奥さんに

ああ、フランス料理といえば パリのセントラル駅から東に歩いたところにある

「iohoshe(仮称)」の料理は 確かにうまいですよねー

あそこのフランス料理を作れるくらい りっぱなキッチンですなぁ」

って言ってやるのさ。


もちろん そんな店は知らない。

だけど 家の設計を頼もうとしてる建築家が パリのそんなおしゃれな店を

知ってると思うだけで、 なんとなく安心していろいろと任せてくれるようになるのさ。



と 非常に含蓄のあるお言葉を発せられました。



これは 建築、というより営業?に近い感覚ではありますが

確かに お客様に信頼をいただき、家を設計してもらう ということは

お客様・設計屋にとって 一番大事なことだ、ということをおっしゃってると思いました。



料理なんて わかんねーんだよw



と ちゃきちゃきの江戸言葉で話されましたが

よくよく お伺いすると、かなりご自身でお料理されていて

そして かなりの美食家だ、ということが わかりました。



彼の作品は 家の中に生活がまずあって

でも そこには驚きや感動をしかけてある、という家を設計されています。



私のお客様にも

あなたが 女性だから何でも話せるのよー音譜

と おっしゃってくださる方がたくさんいらっしゃいます。



でも 主婦していませんし、料理も自己流。

けっして 美食家ではありません。



本当は 私が女性であることだけで

ダマされてるかもしれませんよ?ラブラブ



うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ

話が逸れたようですが

今日は ここまで。