昨日おとといの歯ごたえたっぷりの記事から
今日は箸休めです。
*~・月とイヌ・~*
マヤの20サインのなかに「イヌ」というサインがあります。
日本語訳が元の意味からかけ離れてしまっているサインもある中、
イヌは元の意味もイヌ。もしくは狼です。
マヤンカードのイヌ
イヌっぽいでしょ
イヌのサインの意味するところは「冥界の道行で足元を照らす友」です。
死後冥界に赴く人に付き添い、真っ暗な世界で足元を照らし
安全に冥界の入り口まで送り届けてくれる友情に厚い存在です。
イヌの日生まれの人は、ただそこにいるだけで周囲を明るくして
他者を助けることに長けている人が多いですね。
そんなわけで、マヤにおいては
①冥界に紐づけられた ②従者としての性格をもつ ③照らして案内するもの
としてイヌは位置づけられることになります。
一方西洋の伝統でも・・・
月のカードに描かれているのはイヌ、もしくは狼です。
西洋の伝統においてもイヌは夜の世界=冥界の生き物とされています。
冥界の番犬、三つ頭のケルベロスは有名なので知っている方も多いと思います。
ケルベロスもまた冥界冥府にやってきた者を招き入れる存在です。
歓迎するとは限らないようですが、、、
番犬と呼ばれるだけあって業務に忠実です。
ひいては冥界の王に忠実と言えるのでしょう。
この縦長の方はヘカテ。
夜と魔術と三叉路の女神です。
冥界と関係の深い方が三叉路の女神と呼ばれるのは面白いですね。
ケルベロスも三つ頭でしたし。ヘカテも三つ頭です。
三叉路の女神であり、過去・現在・未来を司る時の女神でもあります。
ヘカテの従者もまたイヌや狼。
従者というか、象徴といったらいいのかな。
他には松明とか。闇を照らすアイテムですね。これは魔術的。
エジプト神話に登場するアヌビスは冥界神です。
ミイラに関わる神ですから、ミイラづくりをする職人(職人なのか?)たちは
アヌビスの被り物をして作業をしていたようですね。
アヌビスもまたイヌや狼とされています。
日本の伝承でも
ヤマトタケルも空海も白黒のイヌに案内される場面があります。
イヌと狼は区別されていなかったみたいですから、まあどっちでも。
夜を照らす最大のものは満月です。
西洋ではイヌと月を結び付けて灯りとしていましたが、
マヤでは宵の明星と結びつけて灯りとしていました。
世界のあちこちでイヌは夜や冥界と関係が深いものとされ、
①冥界に紐づけられた ②従者としての性格をもつ ③照らして案内するもの
としての立場を得ていきます。
実際に人間社会と密接に関わる動物、家族として絆を深める相手
だったということなのでしょう。
冥界にしても夜にしても、現代人がすっかり忘れてしまった闇夜のおそろしさを
イヌはそばにいてくれるだけで安心できる大切な相棒です。
夜が明るくなった今でも、セラピーアニマルや盲導犬、警察犬、
もちろんペット、家族としても
人間を忠実に助けてくれる友の存在が有り難いですね。
ざくろ
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