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今日の満月図（ホロスコープチャート）を眺めて、
「試験管ベビー」という言葉が浮かんできました。
体外受精によって生まれた人をそう呼ぶらしいのですが、
今では体外受精はそう珍しいことでも驚くことでもなくなりました。
受精卵は相変わらず母胎で育ちますし、子どもには父と母がいます。
体外受精だろうが自然妊娠だろうが違いはないと感じられるのは
父母の存在と胎児時代の育ち方からだろうと思います。
人工子宮も研究されていて、それが母胎と同じ役割を果たせるかというと
３回妊娠した経験から、母胎から人間要素を抜いて成立するのか
かなり疑問ではあります。不可能ではないだろうけど不十分かもしれない。
母と胎児って何かとコミュニケートしてるからなぁ・・・。
鳥の卵を人工孵化するようなものですから、不可能ではないと思います。
可能か不可能かはともかく、その胎児にも父と母がいるという意味では
ヒトとして、命として、何ら変わらないと思うのよね。
満月図をみて思い浮かんだ「試験管ベビー」とは、
従来の意味での試験管ベビーではなく、父と母が存在しない子どものことでした。
そんな子どもが近い将来生まれるのではないか、という。。。
理屈だけだったら女性の単為生殖は可能で（たしか）、
妊娠を人工子宮で成立させることもたぶんできると思うのね。
（それを「試験管ベビー」という言葉と結びつけてしまった）
そしたら母はいるが父はいなくて母胎もない状態でヒトが生まれることになる。
元は一であったものが陰陽に分かれて男女の命となり、
それが再び一つになるからこそ生まれる新しい命、という命の大前提が
根本から覆されるのかもしれないなぁ・・・と思ったのよ。
（危機的状況では単為生殖は自然に起こり得るらしいけれども）
陰陽に分かれているということがこの世の大前提というか、
陰陽に分かれている世界のことをこの世と認識している我ら人間ですから
その根本が覆ったらありとあらゆるものが無になるのではないかと思う。
命の発生って核融合に似てるよね。
一つの原子と別の一つの原子が合わさって新たな一つになることで、
１＋１＝１＋余剰エネルギーになる。
この余剰エネルギーが膨大だから太陽はあんなに輝いているわけで。
子どもは核融合における余剰エネルギーなんじゃないの？
ヒトが一人生まれるということは核融合に匹敵するものだと思ってる。
しかし核融合なしに命が発生するとしたら？
命とはなにか。
ヒトの存在とはなにか。
テクノロジーの進化でニュータイプの命が生まれるとしたら
肉体に宿るものもきっと大きな変化を遂げているのでしょうね。
靈性の進化がそういう形で現れることもあるかもしれないと感じる満月です。
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