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以前もお話したかもしれませんが、
マヤ神話「ポポル・ヴフ」の日本語訳本に三島由紀夫が書評を寄稿しています。
その中で三島由紀夫は
・・・・わが民族の好尚とはまるで違った熱帯的怪奇と煩雑に満ちている。
殊にトルテカの影響を受けてからは・・(中略)・・『ポポル・ヴフ』を読んでも、すべては目くるめく太陽のもとの荒魂の跳梁であって、出てくる人物がみんな素戔嗚尊のヴァリアシオンのように思われるのである。
好尚・・嗜好、流行の意
ヴァリアシオン・・バレエにおいてソロで踊ること(ざっくり)
マヤ神話の神々、英雄たちを素戔嗚尊になぞらえ、しかも荒魂の跳梁だと。
さすが一流作家の感性と表現力だと脱帽するとともに、たしかにマヤの神々には荒々しさを感じるところがあるとも思えます。
マヤ・アステカは人身御供が知られているため、どこか野蛮な印象をもつ方もいるかもしれませんが、それはかなり後期に限られたことで、元は人身供犠の伝統はありませんでした。
むしろ、とても穏やかな民族性で、戦も明確なルールの元行われていました。
現代の戦争も軍人以外を巻き込まないというルールが一応あるようですが(そして全く守られていませんが)、マヤも王が先頭に立ち、貴族身分の者同士だけで戦う伝統があったようですね。
そこから球技に発展していったのかな、、、
そのへんはちょっと勉強不足で前後関係がわかりません。すみません。
こちらはオルメカの遺跡。だいぶ古い。
暦を学んでいるせいか、底抜けに頭のいい民族という印象が強いんですよね。
卓越した文明は、宇宙人が人類に知識を与えたからだ、という説もありますが、マヤの数学の技術(もはや技術)をみるにそれもそうかもしれんな~・・・と思う。
自力で天体の観測ができたとして、あれほどの数学力は100年200年くらいで発達するものではないと思うし、そもそも先に数学がなければ暦の元となる惑星周期・会合周期などは出てこないと思うんですよね。
金星が重要視されていることも氣になります。
金星は自転と公転で非常に美しい軌道を描いています。だから美の象徴とされているのも納得なんですよ。
じゃあそれをどうやって知ったのか、ってことよね。
マヤに限らず西洋占星術も然り、金星は美の象徴です。
(見た目に美しく光り輝いてることが一番の理由だろう)
星がよく見える季節になってきました。
古代の人も同じように空を見上げて、夜の星空に何を感じていたのか、何を観ていたのか、そんなところにも想いを馳せてみてはいかがでしょう。
きっと星だらけの空だったんだろうな。。
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