去年の6月30日は実に面白い経緯の末に大宮氷川神社で夏越の大祓に参加していました。
んで今年は大掃除してました。
なんでしょう。今日はがっつがつ仕事をする予定だったのにな。
なんでーーーーー!!!
って思いながらせっせと掃除し続けたおかげで予定外のところまでキレイになりました。散々東京大神宮に参拝してるので、6/30も参拝に来よう・・・・と考えてたことなどすっかり忘れていました。
大祓らしいっちゃ大祓らしいよね。
穢れを祓う日ですからなー。
子どもの頃に百人一首の学習マンガを読んで「みそぎ」という言葉を知りました。みそぎの意味まではわからなくて、「味噌・・・?」と頭の中にハテナが飛び交ったのを覚えています。
ただ、夏に小川で人形(ひとがた)を流してなにやら爽快な氣分になる儀式があるということだけは思い浮かべた情景と共に心に残りました。
風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける
夏の小川・・・キラキラして涼しげで、音が聴こえてきそうですよね。
※水が苦手なので飛び越えられるくらいちっちゃい小川を想像してた少女のざくろ
そうか!これが夏の徴なのか!
と、心に深く刺さったこの歌は、百人一首の中でもお氣に入りの一首です。
百人一首ってドロドロの恋の歌が幅を利かせてるから、こういう爽やかで情景が美しく描写されている歌は目立ちますよね。子どもにもわかりやすいし。
この歌が詠まれた頃には、800年後の夏越の大祓にまさか40℃にもなろうなんて思わなかっただろうな。危険な暑さですよ。夕涼みしましょ。
ざくろの庭からも皆さまの邪氣が祓われ心身健やかでありますように
心からお祈り申し上げます
東京大神宮の境内は決して広くないので、撮りつくした感があります。
手水舎の横から鳥居を変なアングルでどうぞ。
ざくろ