占星術における1年は春分に始まり、

夏至、秋分、冬至、

そしてまた次の春分と

地球の呼吸とともに季節が移ります。

 

今日は秋分。

春に種まきしたものを収穫する季節が

これから始まります。

 

今年の「収穫」は

得るというよりむしろ「与える」こと。

 

これまで長く育ててきた大きな宝を

惜しみなく与える時がきました。

あなたはこれまで

どんな宝を育んできたのでしょうか。

 

思い出してみてください。

 

家には、代々の家宝、

文化には、国宝、

人類には、世界遺産、

大小さまざまな宝が世にありますが

長く育んできた宝に共通するのは

決して一人で抱え込むものではなく、

多くの人と価値を分かち合うことです。

 

あなたが育んできた宝も

縁ある方々と分かち合いましょう。

 

惜しみなく与えましょう。

 

これが冬至までのテーマです。

 

 

 

宝とは、核であります。

枝葉の姿にまどわされることなく、

核、芯、中心を正確にとらえてください。

 

たとえば、

オシャレなレストランで食事をする人は

その時何を核にしていますか?

人によって様々でしょうね。

 

美味しい食事を楽しむこと、

美味しい食事を研究すること、

高級感にひたること、

一張羅に出番を与えること、

最後の晩餐をかみしめること、

大好きな人とのデート、

インテリアにみとれること、

外の景色が目当て、

ギャルソンが目当て、

ワインの蘊蓄を垂れたい、

非日常を味わう、

ただのエネルギー摂取、、、

 

その時、私は何を核としているのか。

 

という意識をいつでも忘れないで。

これからも宝を育むために、

あなたの核をいつでも意識に置いて。

 

 

ざくろ