つい最近まで、朝食のパンはバターとジャムくらいしかつけないで食べていたのだが、名古屋の方ではモーニングにあんこをトーストにつけていたのを見て、自分は絶対にやらないだろうと思っていたところ、たまたまあんこがあったので、ちょっとくらいなら大丈夫だろうとトーストにバターを塗り、その上にあんこを乗せて食べてみた。
美味い。
甘さがくどくなく、バターとの相性も悪くはない。
そうなると次々と試してみたくなるのは、自分の性格上、ごく自然の成り行きだった。
プリンをトーストに乗せて焼いてみた。
クリームパンのトースト版といったところか。
シナモンを少しかけると、甘さが引き締まって、これもなかなか美味しかった。
ジャムもいろいろ試してみた。
自分が一番好きなジャムは、こけもものジャムということを発見したのだが、なかなか手に入らなくて食べる機会が少ない。
その次に好きなジャムの、アンズジャムならば何処にでも売っているので、最近はたっぷり塗って食べている。
そして出た結論が、五枚切りのトーストにバターを塗り、三分の二アンズジャムを塗り、三分の一あんこを塗るという黄金比率が一番ということ。
ただそれだけが朝の楽しみである。