保育園の見学に行ってきました。
 家から歩ける距離にあるところです。


 ベビーカーにタローを乗せ、ベトナム嫁といっしょに門の前まで行き、約束の時間ちょうどにインターホンを鳴らすと、「お待ちしていました」とすぐに保育士さんが対応に出てきてくれました。

 


 ところが、新型コロナ感染者が出たため室内の見学はできないとのこと。
 室内の設備や雰囲気などは保育園見学で必ずチェックしなければならない事項です。
 がっかりしましたが、庭に立ったままお話を聞くことにします。

 すぐ横では3歳児たちが土いじりをしています。
 庭の一角に菜園があり、園児たちが野菜を育てているのだそうです。
 ベビーカーに乗ったタローの姿を見て、園児が集まってきます。
 口々に「可愛い!」と言いながら0歳児に興味津々の様子です。
 いやいや、あなたも可愛いですから。


 タローに触ろうとする子がいると、「見るだけね。触っちゃダメだよ」と保育士さんが止めてくれます。

 話を聞いているうちに、他のクラスの園児たちも庭に出てきて走り回りだしました。

 


 おむつの持参や持ち帰りのこと、ミルクのこと、緊急時の連絡方法のことなどいくつか質問をします。
 室内の見学をさせてもらうために、来週か再来週にまた連絡をすることになりました。

 園児たちはみな明るく元気だし、なかなかいい保育園なのではないかという印象でした。
 何よりも家から近いのがいいです。

 見学のお礼を言って帰るときにも、たくさんの3歳児たちに見送られました。
 帰り道、「ね、0歳児は保育園で人気者なんだよ。空きがあれば早めに保育園に入れてもいいんじゃない?」と言うと、嫁は「それはタローを見るのが初めてで珍しかっただけ。他の0歳児が押し車に乗せられて庭に出てきたときにはみんな関心を示さなかったじゃない」と冷静でした。


 嫁はタローをできるだけ長く手元に置きたがっています。
 散歩で立ち寄る公園で見る保育士さんたちの子どもの扱い方が気に入らないらしいんです。
 だからいい保育園を選ぶことが重要なんですよね。

 


 自分としては嫁にはなるべく早く仕事に復帰してもらいたいのですが、来年の4月までに保育園に入れる可能性は低いようです。