前回の投稿から2週間ほど間が空いてしまいました。
いろいろなことがありました。
まず、タローは寝返り返りができるようになりました。
ですが、それをしたのは1日だけで、最近は寝返りまでで止まっています。
先日はBCG接種をしました。
中に何本かの針が出ている丸いハンコのようなものを左腕上腕の真ん中あたりにお医者さんが2回押し当てます。
タローはもちろん大泣きです。
私が気になったのは、BCGってもっと肩の近くにするんじゃなかったっけ? ということです。
このクリニックに何となく不信感を抱いている私は、医者が失敗したんじゃないかと思いました。
目立つ場所にBCGの跡を一生抱えることになるタローがかわいそう。
でも、気になってネットで調べたところ、上腕外側のほぼ中央部に接種することと決められているんだそうです。肩部に行うとケロイドを生じやすいとのこと。そして、これが決められたのは昭和42年。
自分のBCG接種跡が肩近くにあるものだから、それが正しいと思い込んでいました。
じゃあ間違いじゃなかったんだ。先生、疑ってすみませんでした。
そして、5月5日は初節句でした。
お宮参りやお食い初めなど伝統行事を今までまったく行ってこなかった我々ですが、初節句は何かしてやりたいと思いました。そこで、和服っぽい赤ちゃん服をアマゾンで購入し、それを着せて神社にお参りに行きました。
プロに写真を撮ってもらうことも考えましたが、タローの誕生に合わせてミラーレス一眼を購入していたので、自分で撮影することにします。
でも、これだと嫁とタローはいいとして、私を入れて撮るのが難しい。
結局、自分をいっしょに写すのはスマホでということで妥協しました。
家から電車で一駅のところにある小さな神社に出かけ、私が一人で拝礼します。
「タローがずっと健康でいますように。幸せな人生を送りますように」と祈ります。
ベトナム嫁はカトリックなので、神社に入ることは入りますが、拝礼はしません。
お腹を空かせたタローに境内で嫁がミルクをやっていると、「可愛いねえ」とおじさんが話しかけてきました。和服っぽい見た目の服を着ているので目立つのでしょう。
帰りの駅で改札の外に立っていたときも、改札から出てきたばかりのおばさんが足を止めて、「まあ、可愛い!」とタローに見入っていました。
こういうとき、ふつうの日本人は、話しかけては来ても赤ちゃんに勝手に触ったりはしません。私も触ってほしくありません。
でも、嫁はそういうのを全く気にせず、むしろ赤ちゃんに触ろうとしない日本人のことを冷たいと言います。
ベトナムだったら他人の赤ちゃんを撫でたり抱いたりするのが当たり前みたいです。
こういう他人との距離感も日本とベトナムとで大きく違うところですね。
最寄り駅に戻ってきて、近くの和菓子屋さんで柏餅を買って家に帰りました。
家では、ちりめん製の兜と鯉のぼりのミニチュアといっしょにタローを撮影しました。
ささやかなタローの初節句です。