病名告知されてすぐ実母に伝えました。泣きながら2ヵ月半も入院で、1万人に1人で、感染するといけないからマスク着用で、関節痛で、ムーンフェイスで、毎日ステロイドの点滴でコロコロつけてトイレに行って、ずっとこんなん嫌や!!って。

すると母は言いました。

『癌でなくてよかった…』と。

その一言は私の中の何かを消し去りました。


滅多に連絡のない弟から携帯が鳴りました。弟にも母と全く同じ事を伝えました。

すると弟は言いました。

『1万人に1人って宝くじが当たったみたいですごいやん!!』

といつものテンションで携帯の向こうで笑いながらそう言いました。

入院してから辛い事ばかりあり笑顔すら消えていましたが、その一言で一瞬だけ笑顔が戻りました。


妹にも伝えました。

すると妹は言いました。

『私も入院中、産んですぐ我が子から離され3ヵ月間母乳をあげる事も出来ず、我が子に会いたくても会えず、我慢し孤独だった。私よりも入院期間短くなるかもしれないし、この際骨休めしたら?ストレスがあかんのやし、まだまだ紫外線強いし。』

と言われた時、確かに我が子と離れ離れは私も悲しいけど、妹は3年前の1月、正月に産後の肥立ちが悪く玄関で倒れ、私が代わりに子供にミルクをあげたり冷凍母乳をあげたりと面倒を見ていた。妹はしたくても出来なかった…。

妹が退院し今度は父が脳溢血で1ヵ月半入院。
そして私が入院と、立て続けに家族が病におかされました。

まさか私までもが病気になるとは思っていなかったらしく、実家が遠方なのもあり、見舞いには落ち着いてから行くと言ってくれました。

持つべきものは家族・弟妹とこの時ほど実感した事はありませんでした。

連絡を取り合った日はぐっすり眠れたのを覚えています。

家族へ。あの時は本当にありがとう…