灰色羊が踊る境界 歌詞 | VOCALOIDの歌詞置場

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作詞・作曲:糞田舎P
唄:初音ミク


眠ってるはず午前零時 裏の公園 ブランコの上
夢だな すぐに気付く 頬を抓(つね)る勇気は無いけれど
少し可笑(おか)しい顔があって それもこれも夢ならではで
例えば昨日飛び降りた 隣のクラスのあの子とか

場違いな服 身を包んで そういえば最近見ないね
カランコロン 下駄を履いた君は何百年殺されたの?
頭を巡る矛盾の渦に一滴思考が落ちてきて
例えばの話だよ 僕は一晩だけ息を止めた?

気付いたんだ 置いて行かれているのは
僕の方だって 分かったんだ

たかが何万回息を止めたって万々歳な明日が
もう安心感に苛(さいな)まれて呼吸すら分からない
一体僕は何処にいるの? 廃退的な虚空が
平凡な街のど真ん中に空いた

裂けた袖口 手を隠して 濡れた切っ先 夜映して
どうして嘘を吐いた君は目を真っ赤にさせているの?

気付いたんだ 押し殺した泣き声に混じる安堵
知りたいんだ 震える手が掴もうとした物を
気付いて欲しいよ 迷路に放り込まれた僕は
まだ理解できないまま

明日回覧板に連ねられる探し人々手を取り
灰色羊が踊る境界で片目閉じる

何万回息を止めたって万々歳な明日が
もう安心感に苛(さいな)まれて呼吸すら分からない
一体僕は何処にいるの? 廃退的な虚空が
平凡な街のど真ん中に空いた

気付いたんだ 分かったんだ
知りたいんだ 気付いたんだ

賑やかな街に住み着いて 瞼を退かす理由も無いし
試しに少しだけど僕は千年ちょっと眠ったの