作詞・作曲:まももP
唄:初音ミクAppend
残された者が、遠い空を見てた。
「向き合っても悲しいだけだから」と、笑いながら。
僕らが望んだ日々はもう遠く。
思い出す怖さで、ああ、
触れないようにして、遠ざけようとして、
ただ自分を守ってきた。
拭えない過去が、脆すぎる心が、
「期待すれば傷つくから、触れないようにした」と。
僕らが望んだ空はもう遠く。
触れてしまった右手、ああ、
忘れてた温もり、思い出すだけ。
また失くしてしまう、それでも。
どうしようもない感情が、ああ、
溢れでては痛み、噛み殺しては溢れ、
もう後悔しないようにと。
いつか挫けた、あの場所まで。
失くした日々が、そこにはあった。
まっすぐ前を見据える目を、手放したのは、いつだろうか。
いつか目指した、あの空まで。
僕らの青が、そこにはあった。
昔持っていた、その理、遠ざけたのは、自分だった。
僕らの愛が、確かに―――