赤い靴、青い鳥


【作詞/作曲:NanahoshiP】

【歌:鏡音リン,神威がくぽ】


僕らが未来信じてた頃
描いた夢はどこへ行ったの?


未来目指せと言われるがまま
わき目も振らず走ったけれど


光る未来 いつの間にかに
暗い今に 変わって


赤い靴履いたままで
青い鳥を探す途中
いったいどこで道を間違えたのだろう?
赤い糸たぐりよせて
白いカラスは見つからず
僕らは今日もまた
途方にくれてただ立ち尽くす



エレベーターで知らないうちに
望んでもない明日に来てた


二本足で歩くことさえ
いつの間にか忘れて


大人になりたくないって
いつから言い出したのだろう?
輝いてた瞳もいつしかくすんで
古ぼけた鏡の向こう
昔の自分が嗤ってる
時を追うごとに足が重くなって
立ち止まってた


見失ってたあの日の夢
無くなったりはしないはずだよ
もう一度だけ自分の足で
大切なもの探しに行こうよ



迷いの森を抜けたら
黄金色の風が吹く
泡になって消えた言葉拾い集めて
青い空に浮かんでる
真昼の月のようにきっと
周りにうずもれて光が見えない
それだけだよ


赤い靴脱ぎ捨てたら
青い鳥を探しに行こう
黄色いハンカチを目印に掲げて
緑の木漏れ日の中
虹色の歌を歌おう
透明な夢をこの腕に抱きしめて
歩いてゆこう ずっと