私は専門学校から音楽に触れていますが、
今まで特に何か賞をとったり、グランプリをとったりとか、、
そういったものに関しては無縁でした。
惜しいとかでもなくなんなら圏外！
高校まではアイドルが好きだったからかわいく歌う真似ばっかりで、変な歌い癖がついてて、
音程がズレてることも気付かず、かっこよく歌うことも上手にうたうことも全くわかりませんでした！
音楽も歌も苦手で、洋楽なんて一切聞いてこなかったし…
でも専門の課題曲は洋楽しかないし初めてのことだらけで本当に毎日心が折れそうでした。
だから必死にとりあえず練習しました。
レッスンは全部録音して終わってから客観的に聞いてアドバイス等を全部ノートにうつして、
発声練習自分でできるようになりたかったからピアノも練習して、毎日朝から夜まで練習してました。
先生や先輩同期後輩のお陰で徐々に成長が実感出来て、練習することが好きになりました！
そして気付いたらプレイヤーではなくボイストレーナーに憧れを持ち、講師を目指しました。
実際に講師になってからももちろん学ぶことだらけで、生徒が自分を成長させてくれて、今でも日々学んでまだまだ成長途中です。
講師になってスクールのライブで自分の教え子が賞をとったり、
外部のオーディションに受かったり、デビューしたり、
自分の事のように嬉しく、私の夢のひとつを叶えてくれたようでした。
私はプレイヤーとして何を得ることはできなかったけど、
たくさん練習して、たくさん苦手を克服して、たくさんの人の歌を聞いて勉強してたことが、、今の自分に繋がっていて、指導者としての自信に繋がって、講師になって初めて音楽に報われた気がしました。
スクールのライブではオーディエンス投票で
1位～3位まで決めるのですが、全部自分の生徒がランクインしてくれたときもありました。
そしてスクールで当時はグループレッスンがありました。
スクールは全国に校舎があるので、色んな校舎が集まって開催されるフェスイベントもありました。
生徒のみんなと唯一一緒に歌える場所😊
名古屋ってわかりやすいようにチーム名を
ゴールデンドルフィン(金のシャチホコ)と名付けました。笑
※このダサさがあえていいんです。笑
名前が絶妙にダサくて(笑)
ふざけるときはふざけて、わちゃわちゃして
だけどやるときはやる、きめるときはキメる！
そんなグループでした☺️
みんなグループレッスン始めてで、それぞれが初めましてで、スタートしたタイミングも性別も世代もバラバラで、人見知りのおおく謙虚なグループでしたが(笑)レッスンもライブも本当に良い雰囲気で、最高のチームワークで、本当に本当に心の底から自慢で誇れる最強チームになりました！！！
ありがたいことにフェスでは3回連続、1位という賞をいただくことが出来ました。
指導者として本当になにより嬉しくて、自信にも繋がりました。
賞をとってからは楽しむだけでなく
クオリティ、パフォーマンス、選曲、全てにおいてがプレッシャーで心折れそうになったこともありましたし、もう賞いらないからエントリーから外してほしいってときも正直ありました。
四冠狙うぞー！と練習して、演出まで考えてみんなで準備して…
そんな時にコロナ禍でライブが中止になり
もちろん密すぎるライブやグループレッスンは再開が見込めなくなりました。
もう一度みんなとあの曲をステージで歌いたかったし、もう一度みんなとあの感動を味わいたかったし
今回退職するにあたって、ゴールデンドルフィンの解散が1番ひっかかっていたとこでもありました。
ゴールデンドルフィンは引き継ぐことはないし、これで解散になってしまったけど、レッスンもライブも本当にどの瞬間も楽しくて一生の思い出だし、音楽を通してみんなが仲良くなってくれたことが本当になにより嬉しかったです😊
本当にみんな最高の思い出、そして私の夢を叶えてくれて
本当に本当にありがとうございました！
私は指導者として、みんなの夢の力になりたいし
みんなの目標や夢が叶うことが、私の目標や夢でもあるので
本当にそれをたくさん叶えてくれたこの数年間でした。
スクールは卒業しましたが、ボイストレーナーとしてはむしろ仕事も増えてるし、新しい出会いもたくさんあります。
これからももっともっとたくさんの人といろんな夢を共有しあって達成していきたいなと思います！
離れていてもみんなが繋がっていたり、
それぞれが音楽Lifeを続けていてくれたら
私は幸せです😊
