前回からの続き)

 

目を覚まし、自分が何をされたか悟った長女に対し、私は言いました。

 

「酷いことをしてごめんなさい。もう二度としないから、

ママには言わないで下さい…。」

 

長女は、分かったと頷きました。

 

これが、事態を更に悪化させる結果となりました。

 

長女はその後中学に入学し、普段通り暮らしているように見えました。

三女が生まれ、よく可愛がっていました。

 

しかし、中学2年になったころから、私に対してよそよそしくなりました。

残っている写真を見返しても、小学生の頃の、無邪気な笑顔に比べ、

影があるような表情をしています。

 

ある日、私は長女の部屋で、日記を見つけました。

日記には、

・継父(私)にされたことが原因で男が怖くなり、同性愛者になってしまったこと

・クラスの同性の友達に恋をしていること

・継父(私)のことを憎んでいること

・辛くて仕方がないこと

が綴られていました。

 

私のしたことが原因で、長女がとても苦しんでいる…

妻に打ち明けるべきだと分かっていましたが、できませんでした。