貫かれたメ力ニズムトラクシオン・アバンの名で、FF車を最初に量産したのがシトロエン。現在はプジョー傘下に入っているが、その独創性はデザイン、メカニズム共に今も存分に発揮されており、金属バネを使わず、油圧と窒素ガスによって車体の姿勢と乗り心地を保つハイドロニューマチック・サスペンションなど、独自の思想を備えている。ただし、それゆえにどこの工場でもメンテナンスOKというわけにいかず、ディーラー網がまだまだ薄いこともあいまって、メンテナンス不足→故障、という悪循環に陥りがち。